インテルのみ表示可能 — GUID: mwh1391808166559
Ixiasoft
2.3.3. ブロックベースのコンパイルの使用
デザインプロセス中、配置およびタイミング要件を満たす機能ブロックは、変更および最適化を実行中の他の機能ブロックから分離することができます。機能ブロックをパーティションに分離し、選択した領域に最適化手法を適用して、その領域だけのコンパイルができます。
ブロックベースのコンパイルを使用する場合、Fast Preserveオプションをイネーブルすると、保持されたパーティションのロジックを減らして、コンパイル中にインターフェイス・ロジックだけにすることができます。これにより、Compilerによって必要とされるパーティションの合成、配置、配線の時間が短縮されます。インターフェイス・ロジックは、パーティション境界にあるロジックです。インターフェイス・ロジックは、デザインの残りの部分と相互接続します。
機能ブロックを分割するパーティションを作成するには次の手順に従います。
- Design Partition Plannerで、パーティション化に適したサイズのブロックを特定します。
一般に、パーティションは、デザイン全体のサイズの約15% から20% です。各エンティティーの上部にあるバーの下の情報領域を使用します。図 58. Design Partition Plannerでのエンティティーの表示
- エンティティーを必要に応じて抽出したり、折りたたんだりして、スタンドアロン・ブロックになるようにします。
- 希望サイズのエンティティーにはそれぞれ、関連するロジックのブロックが含まれます。エンティティーを右クリックし、Create Design Partitionをクリックして、そのエンティティーをそれ自体のパーティションに配置します。
目的は、関連するロジックのブロックをパーティションに含めることです。
- Fast Preserveオプションをイネーブルし、保持されたパーティションのロジックを単純化して、コンパイル中にインターフェイス・ロジックのみにするには、Assignments > Settings > Compiler Settings > Incremental Compile > Fast Preserveをクリックします。