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Ixiasoft
2.3.1. Rapid Recompileの実行
Rapid Recompile中、Compilerでは、以前の合成およびフィッティングの結果をできるだけ再利用し、未変更のデザインブロックの再処理は行いません。Rapid Recompileを使用して、軽微なデザイン変更を行った後のタイミングのばらつきと合計リコンパイル時間を削減します。
図 56. Rapid Recompile
Rapid Recompileを実行するには、次の手順に従います。
- 初期コンパイルの前に、Assignments > Settings > Compiler Settingsをクリックし、Enable Intermediate Fitter Snapshotsをオンにします。このオプションをイネーブルして、後でRapid Recompile機能を使用します。
- Rapid Recompileを初期コンパイルの後 (またはFitterのRouteステージの実行後)、Processing > Start > Start Rapid Recompileをクリックします。Rapid Recompileによる次の種類のデザイン変更の実装には、フル・リコンパイルは行いません。
- Signal Tap Logic Analyzerによってタップされたノードの変更
- 組み合わせロジック関数の変更
- ステートマシン・ロジックの変更 (例 : 新しいステート、ステート遷移の変更)
- 信号またはバスのレイテンシーの変更、またはパイプライン・レジスターの追加
- 加算器または乗算器の係数の変更
- DSP、RAM、またはI/Oのレジスターパッキング動作の変更
- 不要なロジックの削除
- 合成ディレクティブの変更
- Rapid Recompile Preservation Summaryレポートをクリックすると、保持されたコンパイル結果の割合に関する詳細情報が表示されます。
図 57. Rapid Recompile Preservation Summary