インテルのみ表示可能 — GUID: jbr1444414867665
Ixiasoft
1.9.1. 最適化モード
Optimization Mode |
説明 |
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Balanced (normal flow) |
Compilerでは、合成を最適化して、タイミング制約を考慮したバランスの良い実装ができるようにします。 |
High Performance Effort |
Compilerでは、配置配線中のタイミング最適化作業を増やし、タイミングに関連したPhysical Synthesisの最適化をイネーブルします (レジスターの最適化設定による)。最適化を追加で行うたびに、コンパイル時間が長くなる可能性があります。 |
High Performance with Maximum Placement Effort | Compilerによる最適化をHigh Performance Effortと同様にイネーブルし、配置最適化作業を追加して行います。 |
Superior Performance | Compilerによる最適化をHigh Performance Effortと同様にイネーブルし、Analysis & Synthesis中にさらに追加で最適化作業を行い、デザイン・パフォーマンスを最大化します。これには、ロジック領域の潜在的な増加が伴います。デザイン使用率がすでに非常に高い場合、このオプションを使用すると、フィッティングが困難になる可能性があります。これは、最適化の全体的な品質に悪影響を及ぼす可能性もあります。 |
Superior Performance with Maximum Placement Effort | Compilerによる最適化をHigh Performance Effortと同様にイネーブルし、配置最適化作業を追加で行います。 |
Aggressive Area |
Compilerでは、デザイン実装に必要なデバイス領域を積極的に削減します。このとき、デザイン・パフォーマンスが犠牲になることがあります。 |
High Placement Routability Effort | Compilerでは、作業量を増やしてデザインの配線を行います。このとき、デザイン領域、パフォーマンス、およびコンパイル時間が犠牲になることがあります。Compilerでは、時間をさらに費やして、配線使用率を削減します。これにより、配線性が向上し、ダイナミック消費電力も節約できます。 |
High Packing Routability Effort | Compilerでは、作業量を増やしてデザインの配線を行います。このとき、デザイン領域、パフォーマンス、およびコンパイル時間が犠牲になることがあります。Compilerでは、時間をさらに費やして、レジスターのパッキングを行います。これにより、配線性が向上し、ダイナミック消費電力も節約できます。 |
Optimize Netlist for Routability | Compilerでは、ネットリストの変更を実装して、配線性を向上させます。このとき、パフォーマンスが犠牲になることがあります。 |
High Performance Effort |
Compilerでは、作業量を増やして低消費電力のために合成を最適化します。High Power Effortでは、合成の実行時間が長くなります。 |
Aggressive Power |
低消費電力のために積極的に合成を最適化します。Compilerでは、指定または最大予測トグルレートで信号の配線使用量をさらに削減し、ダイナミック消費電力を追加で節約しますが、パフォーマンスに影響を与える可能性があります。 |
Aggressive Compile Time |
デザイン実装に必要なコンパイル時間を短縮します。この場合、作業量は減り、パフォーマンスの最適化項目は少なくなります。このオプションでは、一部の詳細レポート機能もディスエーブルします。
注: Aggressive Compile Time をオンにすると、 インテル® Quartus® Prime Settings File (.qsf) 設定がイネーブルされます。これは、ほかの .qsf 設定によるオーバーライドはされません。
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