インテル® Quartus® Primeプロ・エディション ユーザーガイド: デザインのコンパイル

ID 683236
日付 12/16/2019
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ドキュメント目次

1.9.2. レジスターのリタイミングの許可

Register OptimizationタブのAllow Register Retimingオプション では、リタイミングをグローバルにディスエーブルするかどうかを制御します。オンにすると、Compilerでは、レジスターのリタイミング最適化を自動的に実行し、レジスターの移動を組み合わせロジックによって行います。オフにすると、Compilerでは、リタイミング最適化をグローバル規模で防止します。 オプションで、Allow Register Retimingの割り当てを、デザインの特定部分の任意のデザイン・エンティティーまたはデザイン・インスタンスに対して行います。Assignments > Assignment Editorをクリックして、エンティティー・レベルおよびインスタンス・レベルの割り当てを指定するか、次の構文を使用して、割り当てを .qsf で直接行います。

エンティティーabcに対するレジスター・リタイミングのディスエーブル

set_global_assignment –name ALLOW_REGISTER_RETIMING ON

set_instance_assignment –name ALLOW_REGISTER_RETIMING OFF –to “abc|”

set_instance_assignment –name ALLOW_REGISTER_RETIMING ON –to “abc|def|”

エンティティーabcのレジスター以外のデザイン全体に対するレジスター・リタイミングのディスエーブル

set_global_assignment –name ALLOW_REGISTER_RETIMING ON

set_instance_assignment –name ALLOW_REGISTER_RETIMING OFF –to “abc|”

set_instance_assignment –name ALLOW_REGISTER_RETIMING ON –to “abc|def|”