Arria 10 SoC 開発キット・ユーザーガイド

ID 683227
日付 9/05/2017
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ドキュメント目次

4.4.6. FMCA タブ

このタブでは FMC A ポートでのループバック・テストを行うことができます。
図 15. FMC A タブ
コントロール 説明
Status ループバックテスト中に、次のステータス情報を表示します。

PLL lock—PLL のロックまたはアンロックの状態を表示します。

Pattern sync—パターンが同期している状態かどうかを表示します。データシーケンスの開始が検出されると、パターンは同期していると考えられます。

Details—PLL のロックとパターンの同期の状態を表示します。

Port テストを行うインターフェイスの指定ができます。次のポートではテストが可能です。

XCVR

CMOS

PMA Setting 有効なトランシーバー・インターフェイスに影響を与える PMA パラメーターの変更ができます。解析のために次の設定が使用可能です。

Serial Loopback—トランスミッターとレシーバー間のルート信号です。

VOD—トランスミッター・バッファーの差動電圧出力を指定します。

Pre-emphasis tap
  • 1st pre—トランスミッター・バッファーのプリタップにプリエンファシスの量を指定します。
  • 2nd pre—トランスミッター・バッファーの第 2 プリタップにプリエンファシスの量を指定します。
  • 1st post—トランスミッター・バッファーの第 1 ポストタップにプリエンファシスの量を指定します。
  • 2nd post—トランスミッター・バッファーの第 2 ポストタップのプリエンファシスの量を指定します。

Equalizer—受信イコライザーの AC ゲインの設定を 4 段階のモードで指定します。

DC gain—受信イコライザーの DC ゲイン設定を 4 段階モードで指定します。

VGA—VGA ゲイン値を指定します。

Data Type トランザクションに含まれるデータのタイプを指定します。以下のデータタイプを解析に使用できます。
  • PRBS 7—擬似ランダム 7 ビット・シーケンスを選択します。
  • PRBS 15—擬似ランダム 15 ビット・シーケンスを選択します。
  • PRBS 23—擬似ランダム 23 ビット・シーケンスを選択します。
  • PRBS 31—擬似ランダム 31 ビット・シーケンスを選択します。
  • HF—最高 2 分周したデータパターン 10101010 を選択します。
  • LF—最低 33 分周したデータパターンを選択します。
Error Control 解析中に検出されたデータエラーを表示し、またエラーを挿入することができます。
  • Detected errors—ハードウェアで検出されたデータエラーの数を表示します。
  • Inserted errors—トランザクション・ストリームに挿入されたエラーの数を表示します。
  • Insert Error—ボタンをクリックするたびに、トランザクション・ストリームに 1 ワードのエラーを挿入します。Insert Error は、トランザクションのパフォーマンス解析中にのみイネーブルされます。
  • Clear—Detected errors および Inserted errors カウンターを 0 にリセットします。
Run Control

Start—選択したポートのトランザクション・パフォーマンス解析を開始します。

注: 必ずStartの前にClearをクリックします。

Stop—トランザクション・パフォーマンス解析を終了します。

TX and RX performance bars—要求されたトランザクションが達成できる理論上の最大データレートの割合を表示します。