Arria 10 SoC 開発キット・ユーザーガイド

ID 683227
日付 9/05/2017
Public
ドキュメント目次

5.4.1. システム・コントローラー・コンフィグレーション

J58 は、FPGA 電源の切断に使用されます。次の表は、各 J58 コンフィグレーションの状態を示しています。

表 18.  J58 ジャンパーの設定
ボード・リファレンス 説明
J58
  • OPEN: 通常アプリケーション
  • SHORT: FPGA への電源供給なし
注意:
MAX V システム・コントローラーは、パワーシーケンスを制御します。コンフィグレーション・ファイルが正しくない場合、ボードが損傷する可能性があります。

システム・コントローラー MAX V をプログラムするには、次の手順に従って行う必要があります。

  1. Short J58
  2. SW3 ビット を次のように設定します。
    表 19.  システム・コントローラー MAX V プログラミングでの SW3 システム・コンフィグレーション・モード
    ビット 1 ビット 2 ビット 3 ビット 4 ビット 5 ビット 6 ビット 7 ビット 8
    ON ON ON ON ON OFF OFF ON

  3. 電源をオンにします。赤色の LED が点滅します。
  4. USB ケーブルをオンボード USB-Blaster II に接続します。
  5. Quartus Prime で「autodetect」を使用し、MAX V を検出します。
  6. Change Fileをクリックし、\examples\max5\PRD\system_max5\system_max5.pofを選択します。
  7. 選択した.pof ファイルのProgram/Configureオプションをオンにし、Startをクリックして MAX V にダウンロードします。Progress バーが 100% になると、コンフィグレーションが完了します。
  8. 電源をオフにし、J58 を取り外します。
  9. SW3 を通常起動モードに設定します。

    SW3 のコンフグレーションについてはデフォルトスイッチとジャンパーの設定表 3-4 を参照してください。

  10. 電源をオンにします。赤色の LED が FPGA のコンフィグレ―ション完了まで点灯します。