外部メモリー・インターフェイス・ インテル® Agilex™ FPGA IPユーザーガイド

ID 683216
日付 6/20/2022
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ドキュメント目次

7.1.3. インテルAgilex EMIF IPにおけるQDR-IVのパラメーター: FPGA I/O

Hyperlynx* または同様のシミュレーターを使用し、ボードに最適な設定を決定します。その他の情報に関しては、EMIFシミュレーション・ガイダンスのwikiページを参照してください。
表 130.  グループ: FPGA I/O / FPGA I/O Settings
表示名 詳細
Voltage メモリーデバイスとFPGAメモリー・インターフェイス間の信号を駆動するI/Oピンの電圧レベルです。(識別子: PHY_QDR4_IO_VOLTAGE)
Use default I/O settings I/O設定の正当なセットを自動的に選択することを指定します。デフォルトのI/O設定は、特定のボードに対してかならずしも最適化されているとは限りません。最適なシグナル・インテグリティーを実現するには、IBISモデルでI/Oのシミュレーションを実行し、シミュレーションの結果に基づきI/Oの設定を手動で入力します。(識別子: PHY_QDR4_DEFAULT_IO)
表 131.  グループ: FPGA I/O / FPGA I/O Settings / Address/Command
表示名 詳細
I/O standard メモリー・インターフェイスのアドレス/コマンド・ピンにI/O電気規格を指定します。選択したI/O Standardにより、I/Oバッファー内の回路を業界標準に一致するようにコンフィグレーションします。(識別子: PHY_QDR4_USER_AC_IO_STD_ENUM)
Output mode このパラメーターでは、選択したI/O Standardの電流ドライブ強度または終端設定を変更することができます。IBISモデルでボード・シミュレーションを実行し、デザインに最適な設定を決定します。(識別子: PHY_QDR4_USER_AC_MODE_ENUM)
Slew rate メモリーバスのデータ出力ピンのスルーレートを指定します。スルーレート (またはエッジレート) は、信号が遷移できる速度を示すもので、単位時間あたりの電圧で測定されます。ボード・シミュレーションを実行し、メモリーの受信側で測定される、データバスのピンに最適なアイ開口を提供するデータ出力のスルーレートを決定します。(識別子: PHY_QDR4_USER_DATA_OUT_SLEW_RATE_ENUM)
Deemphasis mode アドレス/コマンド出力ピンのデエンファシス・モードを指定します。デエンファシス・モードは、出力バッファーの個々のドライバーステージを有効にする速度を制御します。この設定を調整すると、レシーバーにおける電圧のオーバーシュート制御につながります。ボード・シミュレーションを実行し、アドレス信号とコマンド信号に最適なアイ開口を提供するデエンファシス設定を決定します。(識別子: PHY_QDR4_USER_AC_DEEMPHASIS_ENUM)
表 132.  グループ: FPGA I/O / FPGA I/O Settings / Memory Clock
表示名 詳細
I/O standard メモリー・クロック・ピンのI/O電気規格を指定します。選択したI/O Standardにより、I/Oバッファー内の回路を業界標準に一致するようにコンフィグレーションします。(識別子: PHY_QDR4_USER_CK_IO_STD_ENUM)
Output mode このパラメーターでは、選択したI/O Standardの電流ドライブ強度または終端設定を変更することができます。IBISモデルでボード・シミュレーションを実行し、デザインに最適な設定を決定します。(識別子: PHY_QDR4_USER_CK_MODE_ENUM)
Slew rate メモリーバスのデータ出力ピンのスルーレートを指定します。スルーレート (またはエッジレート) は、信号が遷移できる速度を示すもので、単位時間あたりの電圧で測定されます。ボード・シミュレーションを実行し、メモリーの受信側で測定される、データバスのピンに最適なアイ開口を提供するデータ出力のスルーレートを決定します。(識別子: PHY_QDR4_USER_DATA_OUT_SLEW_RATE_ENUM)
Deemphasis mode メモリー・クロック・ピンのデエンファシス・モードを指定します。デエンファシス・モードは、出力バッファーの個々のドライバーステージを有効にする速度を制御します。この設定を調整すると、レシーバーにおける電圧のオーバーシュート制御につながります。ボード・シミュレーションを実行し、メモリークロック信号に最適なアイ開口を提供するデエンファシス設定を決定します。 (識別子: PHY_QDR4_USER_CK_DEEMPHASIS_ENUM)
表 133.  グループ: FPGA I/O / FPGA I/O Settings / Data Bus
表示名 詳細
I/O standard メモリー・インターフェイスのデータおよびデータ・クロック/ストローブ・ピンのI/O電気規格を指定します。選択したI/O Standardのオプションにより、I/Oバッファー内の回路を業界標準に一致するようにコンフィグレーションします。(識別子: PHY_QDR4_USER_DATA_IO_STD_ENUM)
Output mode このパラメーターでは、選択したI/O Standardの出力電流ドライブ強度または終端設定を変更することができます。IBISモデルでボード・シミュレーションを実行し、デザインに最適な設定を決定します。(識別子: PHY_QDR4_USER_DATA_OUT_MODE_ENUM)
Slew rate メモリーバスのデータ出力ピンのスルーレートを指定します。スルーレート (またはエッジレート) は、信号が遷移できる速度を示すもので、単位時間あたりの電圧で測定されます。ボード・シミュレーションを実行し、メモリーの受信側で測定される、データバスのピンに最適なアイ開口を提供するデータ出力のスルーレートを決定します。(識別子: PHY_QDR4_USER_DATA_OUT_SLEW_RATE_ENUM)
Deemphasis mode メモリーバスのデータ出力ピンのデエンファシス・モードを指定します。デエンファシス・モードは、出力バッファーの個々のドライバーステージを有効にする速度を制御します。この設定を調整すると、レシーバーにおける電圧のオーバーシュート制御につながります。ボード・シミュレーションを実行し、メモリーの受信側で測定される、データバスのピンに最適なアイ開口を提供するデエンファシス設定を決定します。(識別子: PHY_QDR4_USER_DATA_OUT_DEEMPHASIS_ENUM)
Input mode このパラメーターでは、選択したI/O Standardの入力終端設定を変更することができます。IBISモデルでボード・シミュレーションを実行し、デザインに最適な設定を決定します。(識別子: PHY_QDR4_USER_DATA_IN_MODE_ENUM)
Initial Vrefin データピンの基準電圧の初期値 (Vrefin) を指定します。この値は、I/Oピンの供給電圧レベルのパーセンテージとして入力されます。指定された値は開始点として機能し、より良いタイミングマージンを提供するためにキャリブレーションで上書きされる場合があります。skip Vref calibration (Diagnosticsタブ) を選択している場合に、この値はインターフェイスのVrefとして使用されます。(識別子: PHY_QDR4_USER_STARTING_VREFIN)
表 134.  グループ: FPGA I/O / FPGA I/O Settings / PHY Inputs
表示名 詳細
PLL reference clock I/O standard メモリー・インターフェイスのPLLリファレンス・クロックにI/O Standardを指定します。(識別子: PHY_QDR4_USER_PLL_REF_CLK_IO_STD_ENUM)
RZQ I/O standard メモリー・インターフェイスで使用されるRZQピンにI/O Standardを指定します。(識別子: PHY_QDR4_USER_RZQ_IO_STD_ENUM)