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1.6.1.2. OCRAMにベア・メタル・アプリケーションを検索する新規スキャッタ・ファイルの作成
- スキャッタ・ファイルを作成します。プロジェクトを右クリックし、「New > Other...、そして「Scatter File Editor > Scatter File」を選択します。
スキャッタ・ファイルは、テキス・トファイル内の記述を使用してリンカにイメージのメモリ・マップを指定することができます。ターゲット・メモリ内のプログラムの配置を決定するために、ARMコンパイラ、リンカによって使用されています。図 8. スキャッタ・ファイルの作成
- プロジェクト名、 bare-metal-hello-world-01を選択し、スキャッタ・ファイル名を入力します(例えば、scatter_OCRAM.scat)
図 9. スキャッタ・ファイルの設定
- Finishを選択します。
新しいファイルは自動的にプロジェクト・エクスプローラー]ビューに表示されます。
- Cyclone VまたはArria Vデバイスをターゲットとする場合scatter_OCRAM.scatエディタビューで、次のように入力します。
OCRAM 0xFFFF0000 0x10000 { APP_CODE + 0 { * (+ RO , + RW , + ZI ) } ARM_LIB_STACKHEAP 0xFFFF8000 EMPTY 0x8000 ; Application heap and stack { } }
ビューには、次のようになります。図 10. Scatter OCRAM Code Snippet注: リンカ・スクリプトは、リンカにアプリケーションをリンクする方法について指示します。注:- OCRAMベース・アドレス( 0xFFFF0000)とサイズ(0x10000 )を定義する
注:- OCRAMですべてのアプリケーションのセクションをロードする
注:- アドレス0xFFFF8000から始まるスタックとヒープのための32 KB(0x8000 )の最大値に割り当てをする
注: パラメータは、簡単に0xFFE00000に位置するOCRAMの256 KBがあるArria 10デバイスを標的とするために変更することができます。 - メモリ・マップがどのように見えるかを示すためにだけスキャッタ・ファイルの下に位置するRegions/Sectionsタブを選択します。
図 11. スキャッタ・ファイル領域
- 変更を保存するには、 File > Saveを選択します。
- スキャッタ・ファイルは、プロジェクトで作成された後、プロジェクトのプロパティに関連することが必要です。 Project Explorer]ビューでプロジェクト名を選択し、Propertiesを選択し、右クリックします。
- C/C++ Build > Settings > Tool Settings > ARM Linker 5 > Image Layoutを選択します。
- Scatter file (--scatter)テキスト・フィールドでは、プロジェクト・フォルダにある新しく作成されたスキャッタ・ファイルを検索します。
- ApplyそしてOKを選択します。
図 12. スキャッタ・ファイルの場所の設定