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Ixiasoft
1. 概要
2. ユースケース
3. クアッドSPIフラッシュのレイアウト
4. インテル® Quartus® Prime開発ソフトウェアとツールのサポート
5. ソフトウェアのサポート
6. フラッシュの破損 - 検出と回復
7. リモート・システム・アップデートの例
8. バージョンの互換性に関する考慮事項
9. HPS先行でのRSUの使用
A. コンフィグレーション・フローの図
B. RSUステータスコードとエラーコード
C. U-Boot RSUリファレンス情報
D. LIBRSUリファレンス情報
E. 組み合わせたアプリケーション・イメージ
15. SoCのリモート・システム・アップデート・ユーザーガイドの改訂履歴
C.6.1. rsu_init
C.6.2. rsu_exit
C.6.3. rsu_slot_count
C.6.4. rsu_slot_by_name
C.6.5. rsu_slot_get_info
C.6.6. rsu_slot_size
C.6.7. rsu_slot_priority
C.6.8. rsu_slot_erase
C.6.9. rsu_slot_program_buf
C.6.10. rsu_slot_program_factory_update_buf
C.6.11. rsu_slot_program_buf_raw
C.6.12. rsu_slot_verify_buf
C.6.13. rsu_slot_verify_buf_raw
C.6.14. rsu_slot_enable
C.6.15. rsu_slot_disable
C.6.16. rsu_slot_load
C.6.17. rsu_slot_load_factory
C.6.18. rsu_slot_rename
C.6.19. rsu_slot_delete
C.6.20. rsu_slot_create
C.6.21. rsu_status_log
C.6.22. rsu_notify
C.6.23. rsu_clear_error_status
C.6.24. rsu_reset_retry_counter
C.6.25. rsu_dcmf_version
C.6.26. rsu_max_retry
C.6.27. rsu_dcmf_status
C.6.28. rsu_create_empty_cpb
C.6.29. rsu_restore_cpb
C.6.30. rsu_save_cpb
C.6.31. rsu_restore_spt
C.6.32. rsu_save_spt
C.6.33. rsu_running_factory
C.7.1. dtb
C.7.2. list
C.7.3. slot_by_name
C.7.4. slot_count
C.7.5. slot_disable
C.7.6. slot_enable
C.7.7. slot_erase
C.7.8. slot_get_info
C.7.9. slot_load
C.7.10. slot_load_factory
C.7.11. slot_priority
C.7.12. slot_program_buf
C.7.13. slot_program_buf_raw
C.7.14. slot_program_factory_update_buf
C.7.15. slot_rename
C.7.16. slot_delete
C.7.17. slot_create
C.7.18. slot_size
C.7.19. slot_verify_buf
C.7.20. slot_verify_buf_raw
C.7.21. status_log
C.7.22. update
C.7.23. notify
C.7.24. clear_error_status
C.7.25. reset_retry_counter
C.7.26. display_dcmf_version
C.7.27. display_dcmf_status
C.7.28. display_max_retry
C.7.29. restore_spt
C.7.30. save_spt
C.7.31. create_empty_cpb
C.7.32. restore_cpb
C.7.33. save_cpb
C.7.34. check_running_factory
D.6.1. librsu_init
D.6.2. librsu_exit
D.6.3. rsu_slot_count
D.6.4. rsu_slot_by_name
D.6.5. rsu_slot_get_info
D.6.6. rsu_slot_size
D.6.7. rsu_slot_priority
D.6.8. rsu_slot_erase
D.6.9. rsu_slot_program_buf
D.6.10. rsu_slot_program_factory_update_buf
D.6.11. rsu_slot_program_file
D.6.12. rsu_slot_program_factory_update_file
D.6.13. rsu_slot_program_buf_raw
D.6.14. rsu_slot_program_file_raw
D.6.15. rsu_slot_verify_buf
D.6.16. rsu_slot_verify_file
D.6.17. rsu_slot_verify_buf_raw
D.6.18. rsu_slot_verify_file_raw
D.6.19. rsu_slot_program_callback
D.6.20. rsu_slot_program_callback_raw
D.6.21. rsu_slot_verify_callback
D.6.22. rsu_slot_verify_callback_raw
D.6.23. rsu_slot_copy_to_file
D.6.24. rsu_slot_enable
D.6.25. rsu_slot_disable
D.6.26. rsu_slot_load_after_reboot
D.6.27. rsu_slot_load_factory_after_reboot
D.6.28. rsu_slot_rename
D.6.29. rsu_slot_delete
D.6.30. rsu_slot_create
D.6.31. rsu_status_log
D.6.32. rsu_notify
D.6.33. rsu_clear_error_status
D.6.34. rsu_reset_retry_counter
D.6.35. rsu_dcmf_version
D.6.36. rsu_max_retry
D.6.37. rsu_dcmf_status
D.6.38. rsu_save_spt
D.6.39. rsu_restore_spt
D.6.40. rsu_save_cpb
D.6.41. rsu_create_empty_cpb
D.6.42. rsu_restore_cpb
D.6.43. rsu_running_factory
D.7.1. count
D.7.2. list
D.7.3. size
D.7.4. priority
D.7.5. enable
D.7.6. disable
D.7.7. request
D.7.8. request-factory
D.7.9. erase
D.7.10. add
D.7.11. add-factory-update
D.7.12. add-raw
D.7.13. verify
D.7.14. verify-raw
D.7.15. copy
D.7.16. log
D.7.17. notify
D.7.18. clear-error-status
D.7.19. reset-retry-counter
D.7.20. display-dcmf-version
D.7.21. display-dcmf-status
D.7.22. display-max-retry
D.7.23. create-slot
D.7.24. delete-slot
D.7.25. restore-spt
D.7.26. save-spt
D.7.27. create-empty-cpb
D.7.28. restore-cpb
D.7.29. save-cpb
D.7.30. check-running-factory
D.7.31. help
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8.5.2. QSPIでの複数のSSBLの使用
この項では、複数のSSBLがSDM QSPIフラッシュに格納されている場合にそれらをサポートするための推奨アプローチを示します。
初期イメージ作成時にProgramming File Generatorで必要な変更は、次のとおりです。
- ビットストリーム・パーティションには、デフォルトの命名スキームを使用します。
- ファクトリー・イメージには、FACTORY_IMAGEと使用
- アプリケーション・イメージには、P1、P2、などと使用
- U-Bootイメージファイル (u-boot-socfpga/u-boot-dtb.img) のコピーを作成して、.bin拡張子を付けます。これは、Programming File Generatorがバイナリーファイルに必要なものです。例えば、u-boot-socfpga/u-boot-dtb.img.bin という名前を付けます。
重要: 21.2より前のバージョンの インテル® Quartus® Prime Programming File Generatorには、ローデータ・ファイル (.hex、.bin、.puf または .wkey) を含むブロック・パーティション (パーティションの開始アドレスと終了アドレスを入力して指定) がローデータ・ファイルのサイズに一致するようにサイズ変更されるという問題があります。このバージョンを使用する場合は、パーティションのサイズに一致するようにローファイルに0xFFをパディングします。重要: インテル® Quartus® Prime Programming File Generatorのバージョン21.2には、ローデータ・ファイル (.hex、.bin、.puf または .wkey) を含むブロック・パーティション (パーティションの開始アドレスと終了アドレスを入力して指定) の内容が正しくないという問題があります。インテルQuartus Prime開発ソフトウェア・プロ・エディションのバージョン21.2 Patch 0.14は、この問題を修正します。
- Input Filesタブで、Add Rawボタンをクリックし、下部にある.binファイルフィルターを選択して、名前が変更されたU-Bootイメージファイルを参照します。追加したら、ファイルをクリックして選択し、右側のPropertiesをクリックします。「Bitswap」オプションを「off」から「on」に変更してください。これは、PFGに通常のバイナリーファイルであることを通知しています。
- 各ビットストリームに1つずつ、SSBLを含む新しいパーティションを作成します。
- SSBLパーティションは、U-Bootイメージに十分な大きさです (ほとんどのアプリケーションでは1 MBで十分です)。
- ビットストリーム・パーティション名から派生した15文字未満の名前で、パーティションに名前を付けます (nullターミネーターを除くSPTパーティション名の制限)。例えば、「FACTORY_IM.SSBL」、「P1.SSBL」などです。
- 最初にロードされたSSBLパーティションの場合、SSBLとともにロードされるように、対応するU-Bootバイナリー・イメージ・ファイルを入力ファイルとして選択します。
- 初期イメージを生成します。
FSBLで必要な変更は、次のとおりです。
- SDMを照会し、フラッシュを読み出して、すべてのパーティション情報および、フラッシュ内で現在実行中のビットストリームの位置を特定します。
- SPTパーティションのリストで現在実行中のビットストリームの位置を検索して、現在実行中のビットストリームを含むパーティションを特定します。
- 現在実行中のパーティションの名前に「.SSBL」を追加し、その名前を使用してSSBLパーティションを見つけます。「FACTORY_IMAGE」は、別の方法で扱ってください。「.SSBL」を追加すると、最大許容文字である15文字より長くなる可能性があるためです。
- ハードコード化されたアドレスのSSBLをロードする代わりに、前の手順で見つけたパーティションからロードします。
SSBLが読み出し専用環境でコンフィグレーションされている場合、変更は必要ありません。SSBLが変更可能な環境でコンフィグレーションされている場合は、以下の変更をお勧めします。
- 環境に対応するために、SSBLパーティションを予想される最大のU-Bootイメージよりも大きくします。通常のU-Bootイメージは小さく、通常の環境サイズは4 KBであるため、1 MBでも十分です。
- SSBL環境アドレスのハードコード化された値を変更して、パーティション情報および現在実行中のイメージについてSDMに照会し、現在のSSBLパーティションの名前を特定して、その上部を環境として使用します。
推奨されるアプリケーション・イメージの更新手順も変更されます。
- LIBRSUを使用して、アプリケーション・イメージのパーティションを消去します。これによりCPBから削除され、ディスエーブルになります。
- LIBRSUの代わりに、MTDを使用してSSBLパーティションを消去します。これは、ロー・パーティションの消去をまだサポートしておらず、ビットストリームのみをサポートしているためです。
- LIBRSUの代わりに、MTDを使用してSSBLパーティションの新しい内容を書き込みます。これは、ロー・パーティションの書き込みをサポートしておらず、ビットストリームのみをサポートしているためです。
- LIBRSUを使用して、新しいアプリケーション・イメージを書き込みます。これにより、イメージはイネーブルになり、CPBでの最も高い優先度として位置づけられます。