インテル® Agilex™ ハード・プロセッサー・システム (HPS) のリモート・システム・アップデート・ユーザーガイド

ID 683184
日付 11/10/2021
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ドキュメント目次

2.9. RSU Notify

SDMでは、RSU Notify というコマンドを提供します。これは、HPSソフトウェアが、SDMにHPSソフトウェアの現在のステートを16ビットの数値として通知するために使用できます。

HPSウォッチドッグ・タイムアウトがRSU障害をトリガーすると、次のアプリケーションまたはファクトリー・イメージがロードされます。HPSがRSUのステートを照会する場合、次のロード後、上位16ビットは 0xf006 であり、下位16ビットにはウォッチドッグ・タイムアウトの前にSDMに報告された最後の RSU Notify 値が含まれます。

RSU Notify コマンドは、次の値で自動的に呼び出されます。
  • 1 - SSBLが入力される直前のFSBLから
  • 2 - 制御がオペレーティング・システムに渡される直前のSSBLから

U-BootまたはLIBRSUからのカスタム値を使用して、RSU Notify を呼び出すこともできます。自動的に報告される値と競合しないように、0、1、または2の値は使用しないでください。

報告される RSU Notify 値のデコードは、次のとおりです。
説明
0 FSBLが完了しなかったか、またはSSBLを起動する時点に到達しませんでした。
1 FSBLは完了しましたが、SSBLが完了しなかったか、またはオペレーティング・システムを起動する段階に達しませんでした。
2 FSBLおよびSSBLの両方が完了し、オペレーティング・システムの起動を試行しています。
Custom ユーザーがこのカスタム値をU-BootまたはLIBRSUから報告しました。
注: ウォッチドッグ・タイムアウトの前に最後に報告されたデータのみが記録されます。
注: このデータは nConfig またはPOR上で失われます。RSUのリコンフィグレーションをトリガーするようにウォッチドッグがコンフィグレーションされている場合、ウォッチドッグ・タイムアウトによるリコンフィグレーションが発生した場合にのみ存続します。