インテル® Agilex™ ハード・プロセッサー・システム (HPS) のリモート・システム・アップデート・ユーザーガイド
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インテルのみ表示可能 — GUID: whn1570464777321
Ixiasoft
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2.12. コンフィグレーションが失敗した場合の再試行
- フラッシュの破損
- 認証エラーと暗号化エラー
- RSUウォッチドッグのタイムアウト
max retry オプションは、ファクトリー・イメージ・プロジェクト用に インテル® Quartus® Primeで選択され、フラッシュの決定ファームウェアのデータ構造内に格納されます。max retry のデフォルト値は1です。これは、各イメージが1回だけ試行されることを意味します。 max retry の最大値が3の場合は、各イメージが最大3回試行されることを意味します。
U-BootとLIBRSUの両方から max retry パラメーターの値を照会できます。LIBRSU用のLinuxでも値を使用できるようにするには、U-Bootで最初に照会する必要があります。
SDMは、現在のイメージのコンフィグレーションに失敗した回数をカウントする retry counter を維持します。そのカウンターが max retry に到達すると、次のイメージがロードされます。retry counter の値を照会して、U-BootとLIBRSUの両方からゼロにリセットするように要求することもできます。
- パワーアップまたは nCONFIG イベント後に、イメージを最初にコンフィグレーションできなかった場合。
- ウォッチドッグがRSU障害をトリガーするようにコンフィグレーションされている際に、HPSウォッチドッグ・タイムアウトが原因で、コンフィグレーションされた後のイメージの障害。
- 特定のイメージのロードの失敗。要求されたイメージの失敗、または要求されたイメージが失敗した場合に試行される次のイメージの失敗など、考えられるすべての失敗に適用されます。
U-BootとLinuxの両方で max retry オプションを使用する例については、リモート・システム・アップデートの例の項を参照してください。