インテル® Agilex™ ハード・プロセッサー・システム (HPS) のリモート・システム・アップデート・ユーザーガイド

ID 683184
日付 11/10/2021
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ドキュメント目次

3.4. ファームウェアのバージョン情報

インテル® Quartus® Primeのファームウェア・バージョンは、オフセット 0x420 で32ビット値として、次のように格納されます。
  • 決定ファームウェア (各4つのコピー)
  • アプリケーション・イメージ
  • ファクトリー・アップデート・イメージ
  • 決定ファームウェア・アップデート・イメージ
  • 組み合わせたアプリケーション・イメージ
バージョンフィールドの形式は、次のとおりです。
表 9.  ファームウェアのバージョンフィールド
ビットフィールド ビット 説明
version_major 31:24 インテル® Quartus® Primeのメジャーリリース番号。例: リリース20.1の場合は20に設定します。
version_minor 23:16 インテル® Quartus® Primeのマイナーリリース番号。例: リリース20.1の場合は1に設定します。
version_update 15:8 インテル® Quartus® Primeのリリース更新番号。例: リリース20.1.2の場合は2に設定します。
reserved 7:0 ゼロに設定します。
注: インテル® Quartus® Primeのパッチは、ファームウェアのバージョンフィールドを変更しません。すべてのパッチには、パッチが適用されるベースリリースと同じファームウェアのバージョンフィールドがあります。

U-BootとLibRSUの両方とも、決定ファームウェアのバージョンの照会ができます。U-BootとLinux両方の決定ファームウェア・バージョンの照会例については、リモート・システム・アップデートの例の項を参照してください。Linuxで値を使用できるようにするには、決定ファームウェアのバージョンをU-Bootで最初に照会する必要があります。