インテル® Agilex™ ハード・プロセッサー・システム (HPS) のリモート・システム・アップデート・ユーザーガイド

ID 683184
日付 11/10/2021
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ドキュメント目次

8.2. コンポーネントのインターフェイス

SDMは、ATF (Arm Trusted Firmware) によってアクセスされるコマンドを提供します。ATFは、残りのHPSソフトウェアが使用できるように、SMC (Secure Monitor Call) ハンドラーを介して機能をエクスポートします。

U-Bootを介してRSU機能にアクセスできます。SMCハンドラーは、RSU機能を実装するためにU-Bootによって使用されます。

図 9. U-Boot RSUのコンポーネントとインターフェイス

LIBRSUを介してRSUサービスにアクセスすることも可能です。この場合、SMCハンドラーはLinux*カーネルドライバーによって使用され、LIBRSUに機能を公開します。LIBRSUは、Linux*アプリケーション全般、特にRSU Clientアプリケーションによって使用されます。

図 10. Linux RSUのコンポーネントとインターフェイス

上記図の水平の点線は、コンポーネント間のインターフェイスを示しています。SDMファームウェア、U-Boot、およびLIBRSUはSDM Flashにアクセスするため、インターフェイスもそこに表示されます。

重要: インテル® Quartus® Prime開発ソフトウェアの新しいバージョンには通常、ファームウェアに実装された新しい、または更新されたSDM機能が含まれています。コンフィグレーション・ビットストリームを生成する場合、 インテル® は、最新のファームウェアを含む最新バージョンのインテルQuartus Prime開発ソフトウェア・プロ・エディションを使用することをお勧めします。新しいバージョンのインテルQuartus Prime開発ソフトウェア・プロ・エディションのファームウェアを使用するために、.sof ファイルを再コンパイルする必要はありません。新しいバージョンのProgramming File Generatorを使用して、コンフィグレーション・ビットストリームを簡単に再生成できます。