インテル® Agilex™ ハード・プロセッサー・システム (HPS) のリモート・システム・アップデート・ユーザーガイド

ID 683184
日付 7/10/2020
Public

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ドキュメント目次

4.1.3. Max Retry パラメーターの設定

max retry パラメーターは、コンフィグレーションの失敗が発生した際に、アプリケーション・イメージおよびファクトリー・イメージが試行される回数を指定します。デフォルト値は1です。これは、各イメージが1回だけ試行されることを意味します。可能な最大値は3で、これは各イメージを最大3回試行できることを意味します。

max retry パラメーターは、用語集の項で定義されているとおり、決定ファームウェア・データ領域に格納され、決定ファームウェアおよび決定ファームウェア・データがInitial Flash Layoutまたはファクトリー・イメージの更新の一部としてプログラムされる場合にプログラムされます。

max retry パラメーターは、 インテル® Quartus® PrimeのGUIからAssignments > Device > Device and Pin Options > Configurationに移動し、「Remote system update max retry count」フィールドの値を選択することにより、ファクトリー・イメージの作成に使用されるハードウェア・プロジェクトに指定されます。

このパラメーターは、プロジェクトの インテル® Quartus® Prime設定ファイル (.qsf) を直接編集して次の行を追加するか、または値が既に存在する場合は値を変更することによって指定することもできます。
set_global_assignment -name RSU_MAX_RETRY_COUNT 3