インテルのみ表示可能 — GUID: jco1540272321634
Ixiasoft
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2.6. 特定のイメージのロード
SDMファームウェアは、フラッシュから特定のイメージをロードするコマンドを提供します。イメージは、ファクトリー・イメージまたはアプリケーション・イメージのうちの1つにすることができます。この機能は、U-BootおよびLIBRSUの両方からアクセスできます。
要求されたイメージのロードに失敗した場合、SDMは、コマンドの発行時に実行されていたイメージのリロードを試行します。このイメージもロードに失敗した場合、SDMはCPBで最も優先度の高いイメージのロードを試行します。CPBで最も優先度の高いイメージが失敗したイメージであった場合、CPBで2番目のイメージのロードを試行し、優先度順でポインターテーブルを走査し続けます。CPBで試行するイメージが残っていない場合、SDMはファクトリー・イメージのロードを試行します。
特定のイメージを要求するためのフローの説明については、付録のコンフィグレーション・フローの図を参照してください。
max_retry 機能をイネーブルすると、各イメージを複数回試行することができます。詳細については、コンフィグレーションが失敗した場合の再試行の項を参照してください。
- failed_image
- error_details
- error_location
- state
U-BootがこのSDMコマンドを発行すると、SDMはFPGAおよびHPSの両方をすぐにリセットしてワイプし、指定されたイメージのロードに進みます。
LIBRSU API rsu_slot_load_after_reboot または rsu_slot_load_factory_after_reboot が呼び出された場合、Linux*が突然停止するため、コマンドはすぐにはSDMに送信されません。代わりに、これらのLIBRSU APIにより、U-Boot SMCハンドラーは、次回 reboot Linux*コマンドが実行されたときに、指定されたアドレスでSDMコマンドを呼び出すようにメモします。これにより、要求されたイメージがロードされる前に、カーネルを正常にシャットダウンできます。
詳しくは、RSUステータスおよびエラーコード を参照してください。