5.3. アルテラ・オンチップ・フラッシュIP のレジスター
以下の表に、アルテラ・オンチップ・フラッシュIP コアのアドレスマッピングとレジスターを示します。
レジスター | アドレス | アクセス | 説明 |
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ステータスレジスター | 0×00 | 読み出し専用 | 直近の動作のステータスと結果ならびにセクタ保護モードを格納する |
コントロール・レジスター | 0×01 | 読み出し/プログラミング | 以下の情報を格納します。
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ビットオフセット | フィールド | デフォルト値 | 説明 |
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1~0 | busy | 2'b00 | 2'b00 IDLE 2'b01 BUSY_ERASE 2'b10 BUSY_WRITE 2'b11 BUSY_READ |
2 | rs (読み出し成功) | 1'b0 | 1'b0 読み出し失敗 1'b1 読み出し成功 |
3 | ws (書き込み成功) | 1'b0 | 1'b0 書き込み失敗 1'b1 書き込み成功 |
4 | es (消去成功) | 1'b0 | 1'b0 消去失敗 1'b1 消去成功 |
5 | sp (セクターID 1 保護ビット) | — | IP コアは、デバイスだけでなく、インスタンス化時に指定されたコンフィグレーションとアクセスモード設定に基づき、これらのビットをセットします。これらの設定は固定されています。これらのビットのいずれかをIP コアがセットすると、対応するセクターで読み出しまたは書き込みができません。 |
6 | sp (セクターID 2 保護ビット) | — | |
7 | sp (セクターID 3 保護ビット) | — | |
8 | sp (セクターID 4 保護ビット) | — | |
9 | sp (セクターID 5 保護ビット) | — | |
31~10 | ダミー(パディング) | — | すべてのビットを1 にセットします。 |
ビットオフセット | フィールド | デフォルト値 | 説明 | ||||||||||||
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19~0 | pe(ページ消去アドレス) | すべて1 | ページ消去アドレスをセットし、ページ消去動作を開始します。IP コアは、IDLE 状態のときにのみページ消去アドレスを受け入れます。それ以外の場合には、ページアドレスは無視されます。 有効な値は使用可能なあらゆるアドレスです。IP コアは、指定されたアドレスに対応するページを消去します。 |
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22~20 | se(セクター消去アドレス) | 3'b111 |
セクター消去アドレスをセットし、セクター消去動作を開始します。IP コアは、IDLE 状態のときのみセクター消去アドレスを受け入れます。それ以外の場合には、ページアドレスは無視されます。
注: セクターアドレスとページアドレスの両方を同時にセットした場合、セクター消去アドレスが優先されます。IP コアはセクター消去アドレスを受け入れて実行し、ページ消去アドレスを無視します。
詳細は、セクターアドレス を参照してください。 |
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23 | wp (セクターID 1 書き込み保護) | 1 |
IP コアはこれらのビットを使用して、セクターを読み出し動作と消去動作から保護します。セクター書き込みまたは消去の前に、対応するセクター書き込み保護ビットをクリアする必要があります。
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24 | wp (セクターID 2 書き込み保護) | 1 | |||||||||||||
25 | wp (セクターID 3 書き込み保護) | 1 | |||||||||||||
26 | wp (セクターID 4 書き込み保護) | 1 | |||||||||||||
27 | wp (セクターID 5 書き込み保護) | 1 | |||||||||||||
31~28 | ダミー(パディング) | — | すべてのビットを1 にセットします。 |