インテル® Quartus® Prime プロ・エディションのユーザーガイド: デザイン制約

ID 683143
日付 10/16/2019
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ドキュメント目次

2.1. インターフェイス計画の概要 

デザインの合成後、Interface Plannerを使用して、法的なデバイス・フロアプランを迅速に定義します。
図 7.  Interface Plannerの法的配置の合理化

Intel® FPGAには、コアデバイスとペリフェラル・デバイスの場所が含まれています。デバイスのコア・ロケーションは、アダプティブ・ルックアップ・テーブル(ALUT)、コア・フリップ・フロップ、RAM、およびデジタル・シグナル・プロセッサー(DSP)です。デバイスペリフェラルの場所には、I/Oエレメント、フェーズ・ロック・ループ(PLL)、クロックバッファー、ハード・プロセッサー・システム(HPS)が含まれます。

Intel® FPGAには、ハードPCI Express® IPコア、高速トランシーバー、ハード・メモリー・インターフェイス回路、エンベデッド・プロセッサーなど、デバイスペリフェラルに多くのシリコン機能が含まれています。これらのペリフェラル要素間の相互作用は複雑になる可能性があります。 Interface Plannerは、この複雑さを簡素化し、次のようなI/Oインターフェイスおよびペリフェラル要素をすばやく視覚化して配置できるようにします。

  • I/Oエレメント
  • SRAMインタフェース
  • PLL
  • クロック
  • ハード・インターフェイスIPコア
  • 高速トランシーバー
  • ハード・メモリー・インターフェイスIPコア
  • エンベデッド・プロセッサー

初期化後、 Interface Plannerはプロジェクトの論理階層、合成後のデザイン要素、およびフィッターが作成したデザイン要素を、ターゲットデバイスの場所のビューとともに表示します。 GUIは、フロアプランにデザイン要素を配置するためのさまざまな方法をサポートしています。フロアプランに要素を配置すると、フィッターは合法性をリアルタイムで検証し、最終的な実装との正確な相関を確認します。