PCI Express*向け F タイル Avalon® ストリーミングのインテル® FPGA IPユーザーガイド

ID 683140
日付 12/17/2021
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ドキュメント目次

6.2.3.12. パワー・マネジメン

表 98.  パワー・マネジメン
パラメーター デフォルト値 説明
Endpoint L0s acceptable latency

最大64ns

最大128ns

最大256ns

最大512ns

最大1µs

最大2µs

最大4µs

No limit

最大64ns

このデザイン・パラメーターは、デバイスとルート・コンプレックス間の任意のリンクに対してL0sステートを終了する際に、デバイスが許容できる最大許容レイテンシーを指定します。これは、Device Capabilities Register (0x084) のEndpoint L0s許容レイテンシー・フィールドの読み出し専用値を設定します。

このEndpointは、L0sまたはL1ステートをサポートしていません。ただし、切り替えシステムでは、L0sおよびL1がイネーブルされたスイッチに接続されたリンクが存在する場合があります。このパラメーターは、システム・コンフィグレーション・ソフトウェアがシステム内のすべてのデバイスの許容レイテンシーおよび各リンクの終了待ち時間を読み出して、Active State Power Management (ASPM) をイネーブルできるリンクを判断できるように設定されています。この設定は、Root Portに対してはディスエーブルされています。

この設定は、ルートポートでは無効になっています。

このパラメーターのデフォルト値は、1 µsです。この値は、ほとんどのデザインで安全な設定となります。

Endpoint L1s acceptable latency

最大1µs

最大2µs

最大4µs

最大8µs

最大16µs

最大32µs

最大64µs

制限なし

最大1µs

この値は、L1からL0ステートへの遷移において、Endpointが耐えられる許容レイテンシーを示しています。これは、Endpointの内部バッファーリングの間接的な測定です。Device Capabilities Register のEndpoint L1許容レイテンシー・フィールドの読み出し専用値を設定します。

このEndpointは、L0sまたはL1ステートをサポートしていません。ただし、切り替えシステムでは、L0sおよびL1がイネーブルされたスイッチに接続されたリンクが存在する場合があります。このパラメーターは、システム・コンフィグレーション・ソフトウェアがシステム内のすべてのデバイスの許容レイテンシーおよび各リンクの終了待ち時間を読み出して、Active State Power Management (ASPM) をイネーブルできるリンクを判断できるように設定されています。この設定は、Root Portに対してはディスエーブルされています。

この設定は、ルートポートでは無効になっています。