インテルのみ表示可能 — GUID: bhc1410937267136
Ixiasoft
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8.2.1.2. トランシーバー・リコンフィグレーション・コントローラー
Arria V、Cyclone V、およびStratix Vのデザイン例では、トランシーバー・リコンフィグレーション・コントローラーを使用すると、デバイスのトランシーバー設定をいつでも変更できます。
トランシーバーの任意の部分を選択的にリコンフィグレーションできます。リコンフィグレーションの各部分では、レジスター内の適切なビットのみを変更し、他のビットは変更しないという方法でread-modify-write動作 (最初に読み出し、次に書き込み) が必要です。この動作の前に、論理チャネル番号とストリーマー・モジュール・モードを定義する必要があります。
トランシーバーのダイナミック・リコンフィグレーションは、次の2つのモードで実行できます。
- ストリーマー・モジュール・モード1 (マニュアルモード) - 一連のAvalon-MM書き込み動作を実行して、トランシーバー設定を変更します。このモードでは、リコンフィグレーション管理/ルーター・インターフェイスからデバイス・トランシーバー・レジスターへの書き込み動作を直接実行できます。
- ストリーマー・モジュール・モード0 - .mif ファイルを使用してトランシーバ設定を変更します。
読み出し動作の場合、論理チャネル番号とストリーマー・モジュール・モードを定義した後、次の一連のイベントが発生します。
- オフセットレジスターでトランシーバー・レジスターのオフセットを定義します。
- データレジスターを読み出します。コントロールおよびステータスレジスター (CSR) のビット1をロジック1に設定して、読み出しプロセスをトグルします。
- CSRのビジービットがロジック0にクリアされると、読み出し動作が完了し、必要なデータが読み出し可能になることを示します。
書き込み動作の場合、論理チャネル番号とストリーマー・モジュール・モードを設定した後、次の一連のイベントが発生します。
- トランシーバー・レジスターのオフセット (データが書き込まれる場所) をオフセットレジスターに定義します。
- データをデータレジスターに書き込みます。CSRのビット0をロジック1に設定して、書き込みプロセスをトグルします。
- CSRのビジービットがロジック0にクリアされると、トランシーバー・レジスター・オフセットの変更が成功したことを示します。