SDI II Intel® FPGA IPユーザーガイド

ID 683133
日付 10/05/2023
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ドキュメント目次

5.3.7. クロック・イネーブル・ジェネレーター

クロック・イネーブル・ジェネレーターは、クロックイネーブル信号を生成する単純なロジックです。

クロックイネーブル信号は、入力ビデオデータ信号 tx_datain のデータ有効信号 tx_datain_valid として機能します。ビデオデータ信号は、受信ビデオ規格信号 tx_std に基づいています。送信パラレルクロック tx_pclk は、148.5MHzまたは148.35MHzのいずれかの単一周波数にすることができます。

クロック・イネーブル・ジェネレーターは、次の条件でクロック信号を生成します。

  • tx_datain 信号がSDの場合、tx_pclkドメインの5番目と11番目のクロックサイクルごとに tx_datain_valid パルスを生成します。
  • tx_datain 信号がHDの場合、tx_pclkドメインの1クロックサイクルごとに tx_datain_valid パルスを生成します。
  • tx_datain 信号がSDでもHDでもない場合、tx_datain_valid パルスは3G、6G、または12GでHighのままです。
図 21. トリプルレート送信クロッキング・スキーム

この図は、各ビデオ規格における tx_datain_valid パルスの動作を示しています。