AN 766: インテル® Stratix® 10デバイス 高速信号インターフェイス・レイアウトのデザイン・ガイドライン
インテルのみ表示可能 — GUID: joc1463008729855
Ixiasoft
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ファンアウト・コンフィグレーションでのBGAパッド直下のGNDカットアウト
ドッグボーン・ファンアウト・コンフィグレーションを使用する場合、インテルでは、GNDリファレンス・プレーン・カットアウトをBGAパッド直下に1つ備えて、この領域の容量を減らすことをお勧めします。GNDカットアウトを大きくすると、ファンアウトでのインピーダンス遷移が改善されます。ただし、配線スペースが限られているため、ファンアウトのGNDカットアウトは制限されます。


TLインピーダンスの影響は、ドッグボーン・ファンアウト・コンフィグレーションを使用した場合、またBGAパッド直下のGNDカットアウトがある場合とない場合で約10 Ωです。 これは、図 8 のTDR性能に基づいています。
赤色の線は、オリジナルデザインおよび100 Ω TL配線インピーダンスを示しています。
ピンク色の線は、オリジナルデザインおよび90 Ω TL配線インピーダンスを示しています。
青色の線は、BGAパッド直下に直径26 milのGNDカットアウトおよび90Ω TL配線インピーダンスを持つオリジナルデザインを示しています。

挿入損失の改善は1 dBです。リターン損失の改善は14 GHzで約5 dBです。