インテルのみ表示可能 — GUID: mwh1409959990799
Ixiasoft
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2.10.1.3. インスタンス化されたインテル FPGA IPコアに対するSynplifyのデフォルト動作の変更
この動作を変更して、Synplifyソフトウェアの実行時間を短縮することができます。(大規模デザインの場合、ネットリスト・ファイルを生成するのに数分かかることがあります。)また、この動作は、Synplifyソフトウェアが インテル® Quartus® Prime開発ソフトウェアにアクセスしてファイルを生成できない場合も変更できます。この動作を変更して、Synplifyソフトウェアでのコンパイル時間を短縮できる可能性はありますが、その場合、結果の品質 (QoR) が低下することがあります。
Synplifyソフトウェアは、 インテル® Quartus® Prime開発ソフトウェアを呼び出して、2通りの方法で情報を生成します。
- IPコアによっては「クリアボックス」モデルを提供するものもあります。Synplifyソフトウェアは、このモデルを完全に合成し、出力.vqmネットリスト・ファイルにデバイス・アーキテクチャー固有のプリミティブを取り込みます。
- IPコアによっては「グレーボックス」モデルを提供するものもあります。Synplifyソフトウェアは、リソース情報を読み出しますが、ネットリストにすべてのロジック・ファンクション性が含まれるわけではありません。
注: グレー・ボックス・モデルを使用するときは、Generate netlistをオンにする必要があります。詳細については、 インテル® Quartus® Primeオンラインヘルプを参照してください。
これらのIPコアのために、Synplify ソフトウェアはリソースとタイミング見積もりおよび最適化にロジック情報を使用し、さらに出力.vqmネットリスト・ファイルのIPコアをインスタンス化するため、 インテル® Quartus® Prime開発ソフトウェアは適切なデバイス・プリミティブを実装できるようになります。デフォルトでは、Synplifyソフトウェアはクリア・ボックス・モデルを使用しますが、使用できない場合はグレー・ボックス・モデルを使用します。