インテルのみ表示可能 — GUID: bij1501700196143
Ixiasoft
インテルのみ表示可能 — GUID: bij1501700196143
Ixiasoft
2.2. デバイスI/OをHPSペリフェラルおよびメモリーに接続するためのデザインにおける考慮事項
HPSをコンフィグレーションする際の最も重要な考慮事項の1つは、 インテル® Stratix® 10 SoCデバイス上でのI/O構成を理解することです。
1. HPS専用I/O
これらの48のI/Oは物理的にHPSに配置され、HPSに専用のものです。また、HPSクロックおよび、大容量ストレージ・フラッシュ・メモリーを含むペリフェラルに使用されます。
2. SDM専用I/O
SDMには24の専用I/Oがあり、それにはJTAG、クロック、リセット、コンフィグレーション、リファレンス電圧、ブートおよびコンフィグレーション・フラッシュ・インターフェイス、MSELが含まれます。
3. HPS EMIF I/O
SDRAMメモリーに接続可能なモジュラーI/Oバンクは3つあります。そのうちの1つは、アドレス、コマンド、およびECCデータ信号の接続に使用されます。残りの2つのバンクは、データ信号を接続するためのものです。
4. FPGA I/O
汎用I/OはFPGAロジック、FPGA外部メモリー・インターフェイス、および高速シリアル・インターフェイスに使用することができます。ほとんどのHPSペリフェラル・インターフェイスは、FPGAファブリックにエクスポートし、FPGA I/Oへのカスタム適応およびルーティングが可能です。
HPS専用I/O | SDM専用I/O | HPS EMIF I/O | FPGA I/O | |
---|---|---|---|---|
利用可能なI/O数 | 48 | 24 | 3つのI/O 48バンク | ほかのすべてのデバイスI/O |
位置 | HPS内 | SDM内 |
FPGA I/Oバンク2L、2M、2N | I/O列はFPGAデバイス内にあります |
サポートされる電圧 | 1.8 V | 1.8 V | DDR3およびDDR4プロトコルのLVDS I/Oバンクサポート | LVDS I/Oバンク、3V I/Oバンクおよび高速シリアル・トランシーバー |
用途 | HPSクロック、HPSペリフェラル、大容量ストレージ・フラッシュ、HPS JTAG |
FPGA JTAG (SDM専用ピンを使用)、クロック、リセット、コンフィグレーション、リファレンス電圧、ブートおよびコンフィグレーション・フラッシュ・インターフェイス | HPSメインメモリー | 汎用およびトランシーバーI/O |
タイミング制約 | 固定 | 固定 | メモリー・コントローラーIPによる | ユーザー定義 |
推奨されるペリフェラル | HPSペリフェラルI/O (イーサネットPHY、USB PHY、NANDやSD/MMCなどの大容量ストレージ・フラッシュ、TRACEデバッグなど) |
ブートおよびコンフィグレーション・ソース、SDM専用ピンを介するFPGA JTAG、およびMSEL信号がSDMに接続されます | DDR3、DDR4、SDRAM | 低速HPSペリフェラル (I2C、SPI、EMAC-MII)、FPGA EMIFなどのFPGA I/O、高速LVDS I/O、トランシーバーI/O、その他の並列およびコントロール/ステータスI/O |
ブートおよびコンフィグレーション中のコンソール出力に関する詳細は、「UARTインターフェイスのデザイン・ガイドライン」の章を参照ください。