Intel Agilex® 7デバイスファミリーのピン接続ガイドライン: FシリーズおよびIシリーズ

ID 683112
日付 6/26/2023
Public
ドキュメント目次

1.8.1. 例1: Intel Agilex® 7デバイス (PタイルおよびEタイル)

表 35.  PタイルおよびEタイル・トランシーバーを備えた Intel Agilex® 7デバイスの電源共有ガイドライン8個の電源レギュレーターを必要とする例を示します。
電源ピン名 レギュレーター・グループ 電圧レベル (V) 電源許容範囲 電源 レギュレーターの共有 注意
VCC 1 SmartVID1、0.8 ± 3% スイッチャー 2 共有

VCCとVCCPは、同じ電圧プレーンを共有している同じレギュレーターから供給してください。電源レールに同じ電圧レベルが必要な場合は、VCCL_HPSをVCCおよびVCCPと同じレギュレーターに接続することも選択できます。また、VCCPLLDIG_HPS電源は、適切なアイソレーション・フィルタリングを使用して、共有VCC、VCCP、およびVCCL_HPS電源プレーンに接続することができます。

-4Xデバイスの場合、VCCおよびVCCPはSmartVIDによって電源供給されます。VCCL_HPSおよびフィルタリングされたVCCPLLDIG_HPSには、別の固定0.8V電源を使用する必要があります。

フィルタリングした電源トポロジーを実装する場合は、フィルター全体のIRドロップについて考慮してください。

Intel Agilex® 7デバイスでHPSを使用する予定がない場合でも、これらの電源供給ピンに電力を供給する必要があります。VCCL_HPSおよびVCCPLLDIG_HPS電源供給ピンは、フローティングのままにしたり、GNDに接続したままにしないでください。

VCCP 共有
VCCL_HPS 共有
VCCPLLDIG_HPS フィルター
VCCH 2 0.9 ± 30 mV スイッチャー2 共有

VCCHは、専用の0.9V電源に接続します。

フィルター処理した電源トポロジーを実装する場合は、フィルター全体のIRドロップについて考慮してください。

VCC_HSSI_GXE 共有
VCCFUSE_GXP 共有
VCC_HSSI_GXP[L] 共有
VCCH_SDM 共有
VCCRT_GXE LCフィルター
VCCRTPLL_GXE フィルター
VCCRT_GXP フィルター
VCCL_SDM 3 0.8 ± 3% スイッチャー2 共有

VCCL_SDMは、専用の0.8V電源に接続します。

フィルター処理した電源トポロジーを実装する場合は、フィルター全体のIRドロップについて考慮してください。

VCCPLLDIG_SDM フィルター
VCCH_GXE 4 1.1 ± 3% スイッチャー2 分離

VCCH_GXEは、専用の1.1V電源に接続します。

VCCCLK_GXE 5 2.5 ± 5% スイッチャー2 分離

VCCCLK_GXEは、専用の2.5V電源に接続します。

VCCPT 6 1.8 ± 3% スイッチャー2 共有

VCCPTは、専用の1.8V電源に接続します。VCCADC、VCCPLL_SDM、VCCPLL_HPS、およびVCCCLK_GXPを、適切なアイソレーション・フィルタリングを使用して同じ電源プレーンに接続します。レギュレーターの機能に応じて、必要な場合は、この電源を複数の Intel Agilex® 7デバイスと共有します。HPSを Intel Agilex® 7デバイスで使用する予定がない場合でも、HPS電源供給ピンに電力を供給する必要があります。

フィルタリングした電源トポロジーを実装する場合は、フィルター全体のIRドロップについて考慮してください。

VCCADC フィルター
VCCPLL_SDM
VCCPLL_HPS
VCCCLK_GXP フィルター
VCCH_GXP フィルター
VCCRCORE 7 1.2 ± 5% スイッチャー2 共有

VCCRCOREは、1.2V電源に接続します。

VCCIO_PIOおよびVCCIO_PIO_SDMは、専用の1.2V電源に接続します。

VCCA_PLLは、適切なアイソレーション・フィルタリングを使用してVCCRCORE、VCCIO_PIO、およびVCCIO_PIO_SDM電源に接続します。

VCCIO_PIO 3
VCCIO_PIO_SDM
VCCA_PLL フィルター
VCCIO_SDM 8 1.8 ± 5% スイッチャー2 共有 VCCIO_SDM、VCCIO_HPS、およびVCCIO_HPSを専用の1.8V電源に接続します。

HPSを Intel Agilex® 7デバイスで使用する予定がない場合でも、これらの電源供給ピンに電力を供給する必要があります。VCCIO_HPS電源供給ピンをフローティングのままにしたり、GNDに接続したままにしないでください。

VCCIO_HPS 共有
VCCFUSEWR_SDM 共有

eFuseのフィールド・プログラミングが必要な場合は、このピンに1.8V電源が必要です。さらに、インテルでは、拡張コンフィグレーションおよびセキュリティー・デバッグ・ツールにアクセスできるように、1.8V出力のレギュレーターを接続することをお勧めします。このピンに電力供給しないことを選択した場合は、このピンをVCCIO_SDMに接続するか、未接続 (フローティング) のままにしておきます。このピンをGNDに接続しないでください。

各ボードのデザインでは、特定のボードデザイン要件を満たすのに必要な電源レギュレーターを決定するため、独自の電力解析を必要とします。 Intel Agilex® 7デバイスを使用したブロック図の例は、図 1 に示しています。

図 1. PタイルおよびEタイル・トランシーバーを備えた Intel Agilex® 7デバイスの電源共有ガイドラインの例
1 SmartVIDの電圧範囲については、 Intel Agilex® 7 FPGAs and SoCs Device Data Sheet: F-Series and I-Series を参照してください。
2 スイッチャーを使用してこれらの電圧を供給する場合は、 Intel Agilex® 7ピン接続ガイドラインの注意事項の注記4で定義されているように、スイッチャーは低ノイズのスイッチャーでなければなりません。
3 VCCIO_PIO電源でサポートされている許容誤差は、I/O規格によって異なります。詳細については、 Intel Agilex® 7 FPGAs and SoCs Device Data Sheet: F-Series and I-Series のI/O規格の仕様を参照してください。 インテル® FPGA Power and Thermal Calculatorおよび インテル® Quartus® Prime Power Analyzerツールを使用して、特定のデザインに必要な電力を決定するのに役立ててください。