1. インテルFPGAの初期I/Oタイミングデータの生成
更新対象: |
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インテル® Quartus® Prime デザインスイート 21.3 |
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このドキュメントでは、 インテル® Quartus® Prime開発ソフトウェアGUIまたはTclコマンドを使用したインテルFPGAデバイスの初期I/OタイミングデータおよびI/Oエレメント遅延情報の生成について説明します。
初期I/Oタイミングデータは、早期ピン・プランニングとPCBデザインに役立ちます。関連する次のタイミング・パラメーターの初期タイミングデータを生成して、I/O規格とピン配置を検討する際のデザイン・タイミング・バジェットを調整できます。
タイミング・パラメーター | 説明 |
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Input setup time (tSU) Input hold time (tH) |
tSUおよびtHタイミング・パラメーター
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Clock to output delay (tCO) |
tCOタイミング・パラメーター
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初期I/Oタイミング情報の生成には、次の手順が含まれます。
- ステップ1: ターゲットとなるインテルFPGAデバイス用フリップフロップの合成
- ステップ2: I/O規格とピン位置の定義
- ステップ3: デバイスの動作条件の指定
- ステップ4: Datasheet ReportでのI/Oタイミングの表示
図 1. I/Oタイミングデータの生成フロー