Low Latency 100G Ethernet Intel® IPコア・ユーザーガイド: インテル® Stratix® 10デバイス用

ID 683100
日付 5/21/2021
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ドキュメント目次

6.3. トランシーバー

トランシーバーは、25.78125MHzで4つのCAUI-4物理レーンを実装し、高速シリアルクロックを生成するために、2つの個別にインスタンス化されたアドバンスト送信 (ATX) PLLを必要とします。 インテル® Stratix® 10デバイスでは、ATX PLLのみが必要なデータレートをサポートします。
表 14.  トランシーバーの信号

信号

入力/出力

説明

tx_serial[3:0] 出力 TXトランシーバー・データです。各 tx_serial ビットは、2つの物理ピンになり、差動ペアを形成します。
rx_serial[3:0] 入力 RXトランシーバー・データです。各 rx_serial ビットは、2つの物理ピンになり、差動ペアを形成します。
clk_ref 入力

入力クロック clk_ref は、トランシーバーRX CDR PLLおよびRS-FEC PLLのリファレンス・クロックです。

このクロックの周波数は、644.53125または322.265625MHzで、精度は±100ppmである必要があります (IEEE 802.3ba-2010 Ethernet Standardに準拠)。

さらに clk_ref では、IEEE 802.3ba-2010 Ethernet Standardのジッター仕様を満たす必要があります。

PLLおよびクロック生成ロジックでは、このリファレンス・クロックを使用してトランシーバー・クロックおよびPCSクロックを導出します。入力クロックは、適切な専用クロックピンの高品質信号である必要があります。トランシーバーのリファレンス・クロック位相ノイズの仕様については、関連するデバイス・データシートを参照してください。

tx_serial_clk[1:0] 入力 高速シリアルクロックです。2つのATX PLLによって駆動されます。このクロックの周波数は、12.890625GHzです。

このクロックの駆動は、Low Latency 100G Ethernet Intel FPGAコアとは別にコンフィグレーションした2つのATX PLLから行います。

tx_pll_locked[1:0] 入力 2つのATX PLLからの信号をロックします。各ビットでは、対応するATX PLLがロックされていることを示します。