Low Latency 100G Ethernet Intel® IPコア・ユーザーガイド: インテル® Stratix® 10デバイス用

ID 683100
日付 5/21/2021
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ドキュメント目次

2.2. IPコアのパラメーターとオプションの指定

Low Latency 100G Ethernet Intel FPGAのパラメーター・エディターを使用すると、カスタムIPバリエーションを迅速に行うことができます。次の手順に従って、IPコアのオプションとパラメーターを インテル® Quartus® Primeプロ・エディション開発ソフトウェアで指定します。
  1. Low Latency 100G Ethernet Intel FPGA IPコアを統合する インテル® Quartus® Primeプロ・エディション・プロジェクトがまだない場合は、作成してください。
    1. インテル® Quartus® Primeプロ・エディションで、File > New Project Wizardをクリックして、新しい インテル® Quartus® Primeプロジェクトを作成します。または、File > Open Projectをクリックして、既存の インテル® Quartus® Primeプロジェクトを開きます。ウィザードにより、デバイスを指定するように求められます。
    2. デバイスファミリーを指定し、次のすべての要件を満たすデバイスを選択します。
      1. トランシーバー・タイルがLタイルまたはHタイル
      2. トランシーバーのスピードグレードが-1または-2
      3. コアのスピードグレードが–1または–2
        注: インテル® Stratix® 10デバイスの場合、1SG280L ES1はデバイスではありません (部品名1SG280L ... VGS1)。
    3. Finishをクリックします。
  2. IP Catalogで、Low Latency 100G Ethernetを検索して選択します。New IP Variationウィンドウが表示されます。
  3. 新しいカスタムIPバリエーションのトップレベルの名前を決定します。パラメーター・エディターでは、IPバリエーションの設定を<your_ip> .ip という名前のファイルに保存します。
  4. OKをクリックします。パラメーター・エディターが表示されます。
  5. IPコア・バリエーションのパラメーターを指定します。特定のIPコア・パラメーターに関する詳細は、IPコアのパラメーター を参照してください。
  6. オプションで、シミュレーション・テストベンチまたはコンパイルおよびハードウェアのデザイン例を生成するには、Design Example User Guideの手順に従ってください。
  7. Generate HDLをクリックして、Generationダイアログボックスを表示します。
  8. 出力ファイルの生成オプションを指定し、Generateをクリックします。IPバリエーション・ファイルが仕様に応じて生成されます。
    注: 機能的なVHDL IPコアは使用できません。IPコアのバリエーションには、Verilog HDLのみを指定します。
  9. Finishをクリックします。パラメーター・エディターによって、トップレベルの .ip ファイルが現在のプロジェクトに自動で追加されます。.ip ファイルをプロジェクトに手動で追加するよう求められたら、Project > Add/Remove Files in Projectの順でクリックして、ファイルを追加します。
  10. IPバリエーションを生成してインスタンス化した後、ポート接続用の適切なピン・アサインメントを行います。