Low Latency 100G Ethernet Intel® IPコア・ユーザーガイド: インテル® Stratix® 10デバイス用

ID 683100
日付 5/21/2021
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ドキュメント目次

7.8.15. Link Training Configレジスター1

次のリンク・トレーニング機能のCSRを提供します。
  • リンク・トレーニングのイネーブル
  • 最大待機タイマーのディスエーブル
  • 最大待機タイムアウトでのPMA初期化のディスエーブル
  • リンクパートナーTX EQ係数のオーバーライドのイネーブル
  • ローカルTX EQ係数のオーバーライドのイネーブル
  • リンク・トレーニングのRX手動設定のイネーブル
  • IPによるCTLE ACの手動設定のリンク・トレーニング中の実行
  • IPによるCTLE DCの手動設定のリンク・トレーニング中の実行
  • IPによるVGAの手動設定のリンク・トレーニング中の実行

オフセット: 0xD0

アクセス: RW

Link Training Configレジスター1のフィールド

ビット フィールド名 説明 アクセス リセット
31:28 lt_rx_vga IPによるVGAの手動設定のリンク・トレーニング中の実行

IPでは、このフィールドに設定された値に2を掛けます。例えば、値が7の場合、VGAは14に設定されます。

このファイルは、lt_rx_manual_mode の設定が1の場合にのみ有効です。

RW 0x0
27:23 lt_rx_clte_dc IPによるCTLE DCの手動設定のリンク・トレーニング中の実行

IPでは、このフィールドに設定された値に2を掛けます。例えば、値が7の場合、CTLE DCは14に設定されます。

このファイルは、lt_rx_manual_mode の設定が1の場合にのみ有効です。

RW 0x0
22:20 lt_rx_clte_ac IPによるCTLE ACの手動設定のリンク・トレーニング中の実行

IPでは、このフィールドに設定された値に2を掛けます。例えば、値が7の場合、CTLE ACは14に設定されます。

このファイルは、lt_rx_manual_mode の設定が1の場合にのみ有効です。

RW 0x0
19 lt_rx_manual_mode リンク・トレーニングの手動RX設定のイネーブル

1: リンク・トレーニングでは、このレジスターからの手動RX設定を使用します。

0: リンク・トレーニングではRX設定を自動的に適応させます。

デフォルト値は、シミュレーションでは1、合成では0です。

RW 0x0
17 ovride_local_coef_enable ローカルTX EQ係数のオーバーライドのイネーブル

1: ローカルデバイスのTX EQ係数をオーバーライドします。

0: リンクパートナーにローカルTX EQ係数を決定させます。

RW 0x0
16 ovride_lp_coef_enable リンクパートナー係数のオーバーライドのイネーブル

1: リンクパートナーのEQ係数をオーバーライドします。

0: リンク・トレーニング・ロジックを使用して、リンクパートナーのTX EQ係数を決定します。

このフィールドの設定が1の場合、ユーザーロジックによって、リンクパートナーのTX EQ係数値を決定する必要があります。

RW 0x0
15 disable_initialize_pma_on_max_wait_timeout max_wait_timeoutでのPMAの初期化のディスエーブル

1: TX EQのINIT値への初期化は、リンク・トレーニングのTraining_Failureステートに入るときには行いません。

0: TX EQのINIT値への設定は、リンク・トレーニングのTraining_Failureステートに入るときに行います (デフォルト)。

RW 0x0
14:12 fine_tune_rounds 実行する微調整ラウンドの数
  • 低速のリンクパートナーとの相互運用のため、削減する必要のある場合があります。
  • デフォルトは、シミュレーションでは0、合成では0です。
RW 0x0
11:8 main_pre_steps プリセット条件のヘッドルーム作成用のメインタップのステップの数
  • 0xd0[7] でStart from Preset設定を使用する場合、TXトレーニングを続行する前に、メインタップをデクリメントしてヘッドルームを作成する必要があります。
  • デフォルトは、シミュレーションでは0、合成では0です。
RW 0x0
7 lt_start_init リンクパートナーTXタップでのStart from Initialize条件
  • 1: Start from Initializeの条件です。
  • 0: Start from Presetの条件です。
条件を初期化すると、チャレンジングなリンク上でより安定したリンク・トレーニングを行うことができる可能性があります。デフォルトは、シミュレーションでは1、合成では0です。
RW 0x1
6 dis_post_fine_tune リンクパートナーTXポストタップの微調整のディスエーブル
  • 1: ポストタップの微調整をディスエーブルします。
  • 0: ポストタップの微調整をイネーブルします (デフォルト)。
  • デフォルトは、シミュレーションでは1、合成では0です。
RW 0x1
5 dis_pre_fine_tune リンクパートナーTXプリタップの微調整のディスエーブル
  • 1: プリタップの微調整をディスエーブルします。
  • 0: プリタップの微調整をイネーブルします (デフォルト)。
  • デフォルトは、シミュレーションでは1、合成では0です。
RW 0x1
4 dis_main_train リンクパートナーTXメインタップのトレーニングのディスエーブル
  • 1: メインタップのトレーニングをディスエーブルします。
  • 0: メインタップのトレーニングをイネーブルします (デフォルト)。
0xd0[7]でStart from Presetが選択されている場合でも、リンクパートナーのメインタップは0xd0[11:8]に基づきヘッドルームに合わせて調整されます。

デフォルトは、シミュレーションでは1、合成では0です。

RW 0x1
3 dis_post_train リンクパートナーTXポストタップのトレーニングのディスエーブル
  • 1: ポストタップのトレーニングをディスエーブルします。
  • 0: ポストタップのトレーニングをイネーブルします (デフォルト)。
デフォルトは、シミュレーションでは1、合成では0です。
RW 0x1
2 dis_pre_train リンクパートナーTXのプリタップのトレーニングのディスエーブル
  • 1: プリタップのトレーニングをディスエーブルします。
  • 0: プリタップのトレーニングをイネーブルします (デフォルト)。
デフォルトは、シミュレーションでは1、合成では0です。
RW 0x1
1 dis_max_wait_tmr Max Wait Timerのディスエーブル
  • 1: Max Wait Timerをディスエーブルします。
  • 0: Max Wait Timerを使用します (デフォルト)。

Max Wait Timerがディスエーブルされている場合、リンク・トレーニングは失敗しませんが、IPはLTステートに無期限に留まる可能性があります。

インテルでは、オート・ネゴシエーションなしでリンク・トレーニングを使用する場合は、このビットをイネーブルすることをお勧めします。

このビットをイネーブルすると、Link Fail Timeoutもリンク・トレーニング中は無視されます。

RW 0x0
0 enable_link_training リンク・トレーニングのイネーブル

1: リンク・トレーニングをイネーブルします。

0: リンク・トレーニングをディスエーブルします。

RW 0x1