Low Latency 100G Ethernet Intel® IPコア・ユーザーガイド: インテル® Stratix® 10デバイス用
ID
683100
日付
5/21/2021
Public
4.3.1. Low Latency 100G Ethernet Intel FPGA IPコアのプリアンブル処理
4.3.2. IPコアによる厳密SFDチェック
4.3.3. Low Latency 100G Ethernet Intel FPGA IPコアのFCS (CRC-32) の除去
4.3.4. Low Latency 100G Ethernet Intel FPGA IPコアのCRCチェック
4.3.5. Low Latency 100G Ethernet Intel FPGA IPコアの不正形式パケット処理
4.3.6. RXのCRC転送
4.3.7. パケット間ギャップ
4.3.8. RX PCS
4.3.9. RX RSFEC
7.8.1. AN/LT Sequencer Config
7.8.2. AN/LT Sequencer Status
7.8.3. Auto Negotiation Configレジスター1
7.8.4. Auto Negotiation Configレジスター2
7.8.5. Auto Negotiation Statusレジスター
7.8.6. Auto Negotiation Configレジスター3
7.8.7. Auto Negotiation Configレジスター4
7.8.8. Auto Negotiation Configレジスター5
7.8.9. Auto Negotiation Configレジスター6
7.8.10. Auto Negotiation Statusレジスター1
7.8.11. Auto Negotiation Statusレジスター2
7.8.12. Auto Negotiation Statusレジスター3
7.8.13. Auto Negotiation Statusレジスター4
7.8.14. Auto Negotiation Statusレジスター5
7.8.15. Link Training Configレジスター1
7.8.16. Link Training Configレジスター2
7.8.17. Link Training Statusレジスター1
7.8.18. レーン0のLink Training Configレジスター
7.8.19. レーン0のLink Training Frame Contents
7.8.20. レーン0のLocal Transceiver TX EQ 1 Settings
7.8.21. レーン0のLocal Transceiver TX EQ 2 Settings
7.8.22. ローカル・リンク・トレーニングのパラメーター
7.8.23. レーン1のLink Training Configレジスター
7.8.24. レーン1のLink Training Frame Contents
7.8.25. レーン1のLocal Transceiver TX EQ 1 Settings
7.8.26. レーン1のLocal Transceiver TX EQ 2 Settings
7.8.27. レーン2のLink Training Configレジスター
7.8.28. レーン2のLink Training Frame Contents
7.8.29. レーン2のLocal Transceiver TX EQ 1 Settings
7.8.30. レーン2のLocal Transceiver TX EQ 2 Settings
7.8.31. レーン3のLink Training Configレジスター
7.8.32. レーン3のLink Training Frame Contents
7.8.33. レーン3のLocal Transceiver TX EQ 1 Settings
7.8.34. レーン3のLocal Transceiver TX EQ 2 Settings
4. 機能の説明
Low Latency 100G Ethernet Intel FPGA IPコアでは、イーサネットMACの実装をIEEE 802.3 Ethernet Standardに従って行います。IPコアでは、フレームカプセル化およびデータフローの処理をクライアント・ロジックとイーサネット・ネットワークとの間で行います。これには、100Gbps Ethernet PCSおよびPMA (PHY) を使用します。
送信方向では、MACはクライアント・フレームを受け入れ、パケット間ギャップ (IPG)、プリアンブル、開始フレーム識別子 (SFD)、パディング、およびCRCビットを挿入してからそれをPHYに渡します。MACではまた、TX統計情報カウンターが存在する場合はそれも更新します。PHYでは、MACフレームをエンコードします。これは、信頼性の高い伝送をメディアを介してリモートエンドに対して行うために必要です。
受信方向では、PHYはフレームをMACに渡します。MACでは、フレームをPHYから受け取り、チェックを実行し、統計情報カウンターが存在する場合は更新し、CRC、プリアンブル、およびSFDを取り除き、フレームの残りをクライアントに渡します。RXプリアンブル・パススルー・モードでは、MACではプリアンブルとSFDを取り除くのではなく、クライアントに渡します。RX CRCパススルーモード (CRC_CONFIG レジスターのビット1の値は1) では、MACではCRCバイトをクライアントに渡し、最後のCRCバイトと同じクロックサイクルでEOP信号をアサートします。