インテルのみ表示可能 — GUID: mcn1448380463566
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まとめ
本アプリケーションでは、受動抵抗ネットワークおよびIBISシミュレーションの説明および検証を行いました。受動抵抗ネットワークを使用すれば、様々なFPGA GPIO接続を使用して、High-Speed信号とLow-Power信号両方の送受信が可能なFPGA I/Oベースの互換性のあるMIPI D-PHYを構築することができます。受動抵抗ネットワークは、MIPI D-PHYインタフェースを介してIntel FPGA I/OからMIPI D-PHY TXあるいはRXデバイスへの電気的互換性を持つ接続をイネーブルすることが可能です。
FPGA実装 | 受動抵抗値(Ω) | ||||
---|---|---|---|---|---|
Rx | Ry | xx | yy | zz | |
FPGA単方向レシーバ実装 | 300 | 100 | — | — | — |
FPGA単方向トランスミッタ実装 | — | — | 150 | 60 | 100 |
デバイス | サポートされるデータ・レート(Mbps) |
---|---|
Cyclone® IV、 Cyclone® V、 インテル® Cyclone® 10 LP | 840 |
インテル® MAX® 10 | 720 |
Intelでは、設定したい動作周波数での明確なシステム設定およびPCB情報に基づいて信号品質を検証するには、HSPICE/IBISシミュレーションの実行を推奨しています。
実際に達成可能な周波数は、デザインやシステム固有の要因に依存します。達成可能な最大周波数を決定するには、具体的なデザイン、システム設定、およびPCB情報を基にHSPICE/IBISシミュレーションを実行してください。
異なる方法(I/O、受動ネットワーク、およびFPGAデバイス)を持つMIPI D-PHY受動ソリューションは、複数のデモ・ボードを使用することで有効であることが証明されています。参照として以下のデモ・ボードが使用可能です。
- Intel 10M50評価キット、EK-10M50F484(2016年3月以降利用可能)
- Arrow DECA インテル® MAX® 10評価キット
デモ・ボードの詳細については、Intelまでお問い合わせください。