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1.4.2.2.6. Avalon-ST Splitterの追加
EMR Unloaderコアは、Avalon-STプロトコルを使用してEMRデータをダウンストリームのIPコアに送信します。ASD IPコアとFault Injection IPコアの両方にEMR UnloaderコアからのEMRデータが必要です。Avalon-ST Splitterをインスタンス化して、EMR UnloaderからのEMRデータをASD IPコアとFault Injection IPコアに分配する必要があります。Avalon-ST Splitterを追加するには、次の手順を実行します。
- IP CatalogタブでBasic Functionsを展開し、Bridges and Adaptors、Streamingを展開して、Avalon-ST Splitterをクリックします。
- Addをクリックします。Avalon-ST Splitterのパラメーター・エディターが表示されます。
- NUMBER_OF_OUTPUTSを 3 にセットします。
- USE_VALID、USE_ERROR、およびUSE_DATAのみをチェックし、その他のチェックボックスのチェックを全て外します。
- DATA_WIDTHを 119 にセットします。
- ERROR_WIDTHを 1 にセットします。
- BITS_PER_SYMBOLを 119 にセットします。
- Finishをクリックし、Qsysに戻ります。System Contentsタブで、システムコンテンツのテーブルにst_splitter_0のインスタンスが表示されます。
- クロックソース clk_0 の clk_reset ポートを st_splitter_0 の reset ポートに接続します。
- fault_injection_0 の intosc ポートを st_splitter_0 の clk ポートに接続します。
- emr_unloader2_0 の avst_emr_src ポートを st_splitter_0 の in ポートに接続します。
- st_splitter_0 の out0 ポートを adv_seu_detection_0 の avst_emr_snk ポートに接続します。
- st_splitter_0 の out1 ポートを fault_injection_0 の avst_emr_snk ポートに接続します。
- st_splitter_0 の out2 ポートをExportカラムでダブルクリックし、外部アクセス用にエクスポートします。信号名はデフォルトのままにします。このポートは、フォールト・インジェクション後にEMR値を読み出すためのSignal Tapの目的で使用されます。