AN 737: インテル® Arria® 10デバイスにおけるSEUの検出および回復

ID 683064
日付 4/13/2020
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ドキュメント目次

1.4.2.2.2. Altera IOPLL IPコアの追加

このリファレンス・デザインに、10MHz、20MHz、100MHzの3種類のクロックソースを生成するために、Altera IOPLL IPコアをインスタンス化する必要があります。Altera IOPLL IPコアを追加するには、以下の手順を実行します。

  1. IP CatalogタブでBasic Functionsを展開し、Clock; PLLs and ResetsPLLを展開して、次にAltera IOPLLをクリックします。
  2. Addをクリックします。Altera IOPLLパラメーター・エディターが表示されます。
  3. PLLタブのGeneralセクションで、Reference Clock Frequencyを50にセットします。
  4. Enable locked output portのチェックを外します。
  5. Output Clocksセクションで、Number Of Clocks3にセットします。
  6. それぞれのクロックを次のように設定します。
    1. outclk0 では、Clock Nameclk_100 にセットし、Desired Frequency100MHz にセットします。
    2. outclk1 では、Clock Nameclk_20 にセットし、Desired Frequency20MHz にセットします。
    3. outclk2 では、Clock Nameclk_10 にセットし、Desired Frequency10MHz にセットします。
  7. Finishをクリックし、Qsysに戻ります。
  8. System Contentsタブで、システムコンテンツのテーブルにiopll_0のインスタンスが表示されます。
  9. クロックソース clk_0clk ポートを iopll_0refclk ポートに接続します。
  10. クロックソース clk_0clk_reset ポートを iopll_0reset ポートに接続します。
  11. iopll_0outclk2Exportカラムでダブルクリックし、このQsysシステムの外部の他のコンポーネントへのクロックソースとして、outclk2 をエクスポートします。エクスポートされる信号名を clk_10 に変更します。
  12. iopll_0outclk0Exportカラムでダブルクリックし、このQsysシステムの外部の他のコンポーネントへのクロックソースとして、outclk0 をエクスポートします。エクスポートされる信号名を clk_100 に変更します。