MAX 10のクロッキングおよびPLLユーザーガイド

ID 683047
日付 2/21/2017
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ドキュメント目次

2.3.13.2. カウンタ間のカスケード接続

MAX® 10 PLLは、512を超えるカウンタを作成するためのポストスケール・カウンタのカスケード接続をサポートします。これは、あるCカウンタの出力を次のCカウンタの入力に供給することによって実装されます。
図 23. カウンタ間のカスケード接続

カウンタをカスケード接続して高周波数VCOクロックのより大きな分周を実装する場合、カスケード接続されたカウンタは個々のカウンタ設定の積を有する1つのカウンタとして動作します。

たとえば、C0 = 4でC1 = 2の場合、カスケード接続された値はC0 x C1 = 8となります。

Quartus® Primeソフトウェアは、カスケード接続するすべてのポストスケール・カウンタ値をコンフィギュレーション・ファイルで自動的に設定します。ポストスケール・カウンタのカスケード接続は、PLLリコンフィギュレーションを使用して実行することはできません。