F-Tile Ethernet Intel® FPGA Hard IPユーザーガイド

ID 683023
日付 7/08/2024
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インテルのみ表示可能 — GUID: xpk1600755012470

Ixiasoft

ドキュメント目次

4.2.3.4. 一時停止コントロール・フレームのフィルタリング

F-Tile Ethernet Intel® FPGA Hard IPには、着信する一時停止コントロール・フレームの次の機能を有効または無効にするオプションがあります。これらのオプションは、Stop TX traffic when link partner sends pause パラメーターを Disable Flow Control に設定していない場合に利用可能です。

フィルタリングにおいてPAUSEパケットとPFCパケットは、送信先アドレスが rx_pause_daddr レジスターで指定されているアドレスと一致する場合にのみ処理されます。

  • パラメーター・エディターで Forward RX Pause Requests をオンにしている場合、RX PAUSEフレームおよびPFCフレームは常にRXクライアントに渡されます。これは、処理が行われている場合にも当てはまります。
  • パラメーター・エディターで Forward RX Pause Requests をオフにしている場合、RX PAUSEおよびPFCパケットは内部で処理され、RXクライアントには有効なパケットとして提供されません。

PAUSEまたはPFCパケットでは、送信先アドレスが rx_pause_daddr レジスターと一致し、Length/Typeフィールドが0x8808、パケットの最初の2バイトが0x0001または0x0101に設定されている必要があります。

PAUSEまたはPFCを実際にトリガーするには、パケットの長さが正しく、FCSエラーがないことを確認する必要があります。この状態はパケット全体が到着するまで分からないため、Forward RX Pause Requests をオフにしている場合は、PAUSEまたはPFCパケットだと考えられるためパケットがフィルタリングされるものの、サイズが正しくないかエラーがあるため処理されないことがあります。