Fタイル・イーサネット・インテル® FPGAハードIPユーザーガイド

ID 683023
日付 3/28/2022
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ドキュメント目次

7.2.4. MAC Avalon ST i_tx_error 信号を使用してパケットを無効としてマークする

i_tx_error ポートを使用すると、パケットが完了したときにパケットをエラーとしてマークすることができます。
図 31. i_tx_errorの使用

コアでは、カットスルー・インターフェイスを使用するため、与えられたパケットデータの送信をできるだけ早く開始します。コアによるエラーの検出が、パケットの開始後だった場合、例えば、ブリッジング・システムにおいてレシーバーでもカットスルー・インターフェイスを使用している場合は、i_tx_error を使用してパケットを無効にします。i_tx_error を使用してテストを行い、エラーパケットを生成し、リンクのもう一方の端でエラーパケットを拒否することができることを確認できます。

エラーが発生したフレームを無効にするには、そのフレームを i_tx_endofpacket で終了し、i_tx_error をアサートします。フレームが良好な場合は、i_tx_error をデアサートします。

注: i_tx_error を使用しても、リモートCRCの堅牢なテストは提供されません。これは、破損したCRCビットに依存するのではなく、MIIエラー制御バイトを使用してエラーを示すからです。