インテルのみ表示可能 — GUID: kjj1600756303076
Ixiasoft
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4.2.4. リンク障害シグナリング
Link Fault Generation ModeをFタイル・イーサネット・インテル® FPGAハードIPのパラメーター・エディターでイネーブルすると、IPコアにより、IEEE 802.3-2018 IEEE Standard for Ethernet 規格で定義されているとおりにリンク障害シグナリングが提供されます。
イーサネットMACに含まれているReconciliation Sublayer (RS) は、MACとMIIとの間に配置され、ローカル障害とリモート障害を管理します。イーサネット・リンクのリンク障害通知は、デフォルトでディスエーブルされていますが、link_fault_config レジスターのビット [0] でイネーブルできます。link_fault_config レジスタービット [1:0] の値が2'b01のとき、リンク障害シグナリングは、通常の双方向モードでイネーブルになります。このモードでのとき、ローカルRS TXロジックでは、ローカル障害の場合はリモート障害シーケンスを送信し、リモート障害の場合はIDLE制御ワードを送信します。
link_fault_config レジスターのビット [1] をオンにすると、IPコアは、IEEE 802.3-2018 IEEE StandardのClause 66に準拠します。link_fault_config[1:0] の値が2'b11の場合、IPコアでは、上記条項の要件に従って、パケット間ギャップ内の障害シーケンス順序付きセットを送信します。
RS RXロジックでは、remote_fault_status または local_fault_status を1に設定します。これは、RS RXブロックがリモート障害シーケンスまたはローカル障害シーケンスの順序付きセットを受信したときに行われます。有効データの受信が127以上のカラムで行われると、RS RXロジックでは、関連する障害ステータス (remote_fault_status または local_fault_status) を0にリセットします。
IEEEスタンダードでは、RXC<7:0> およびRXD<63:0> のRSモニタリングをSequence ordered_sets 向けに指定しています。詳細については、IEEE 802.3 2018 High Speed Ethernet Standard のFigure 81–9—Link Fault Signaling state diagram およびTable 81-5—Sequence ordered_sets を参照してください。変数 link_fault は、RX Sequence ordered_set の値を示すように設定されています。これは、同じ障害値を含む4つの fault_sequences を受信した時に、128未満のカラムで区切られた障害シーケンスを伴い、異なる障害値の fault_sequences の介在を伴わない場合です。変数 link_fault がOKに設定されるのは、リモート障害シーケンスまたはローカル障害Sequence ordered_set を含まない128カラムの間隔の後です。