Fタイル・イーサネット・インテル® FPGAハードIPユーザーガイド

ID 683023
日付 3/28/2022
Public

このドキュメントの新しいバージョンが利用できます。お客様は次のことを行ってください。 こちらをクリック 最新バージョンに移行する。

ドキュメント目次

4.2.1.5. フレーム・チェック・シーケンス (CRC-32) の挿入

TXクライアント・インターフェイスの i_tx_skip_crc、または i_tx_mac_skip_crc 信号がアサートされていない場合、TX MACでは、フレーム・チェック・シーケンス (FCS) を計算し、送信されたMACフレームに挿入します。FCSフィールドには、32ビットの巡回冗長検査 (CRC32) 値が含まれています。MACでは、フレームバイトのCRC32を計算します。これには、送信元アドレス、送信先アドレス、長さ/タイプフィールド、データ、およびパッド (該当する場合) が含まれます。FCSの計算では、プリアンブルとSFDは除外されます。エンコーディングの定義には、次の生成多項式が使われます。

FCS(X) = X32 +X26 +X23 +X22 +X16 +X12 +X11 +X10 +X8 +X7 +X5 +X4 +X2 +X1 +1 

CRCビットの送信には、まずMSB (X32) を使用します。

i_tx_skip_crc、または i_tx_mac_skip_crc のアサートが、フレームデータの書き込み中に行われると、TX MACによるFCSのフレームの最後への付加は行われません。これによって結果のパケットが無効になります。ただし、フレームデータの最後の4バイトが正しく計算されたFCS値の場合は例外です。