Fタイル・イーサネット・インテル® FPGAハードIPユーザーガイド

ID 683023
日付 3/28/2022
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ドキュメント目次

5.5. 同期イーサネット動作におけるクロック接続

Synchronous Ethernet (SyncE) 動作をイネーブルすると、2つ以上のチャネルによりオフチップ・クリーンアップPLLクロック出力を共有することができます。

Synchronous Ethernet規格では、ITU-T G.8261、G.8262、およびG.8264の推奨事項に記載されているとおり、TXクロックをフィルタリングし、一連のノードを通じてRXリファレンス・クロックとの同期を維持する必要があります。想定される使用方法では、ユーザーロジックによってトランシーバーのリファレンス・クロックを駆動する際に、フィルター処理されたバージョンのRXリカバリークロック信号を使用し、送受信機能が確実に同期に保たれるようにします。この使用モデルでは、 IPコアの外部のデザイン・コンポーネントによりフィルタリングを実行します。

プライマリーSyncEクロックとバックアップSyncEクロックは、同じSyncEネットワークに接続されているチャネルのリカバリークロック出力ピンから取得されます。一方、i_clk_ref クロックは、クリーンアップPLLに接続そます。SyncEクロッキングは、データパスのクロッキングと組み合わせることができます。チャネルは、同じIPコア・インスタンスまたは同じIPコアバリアントの一部である必要はありません。

図 22. SyncE動作におけるクロック接続
o_clk_rec_divo_clk_rec_div64 出力クロックの両方を使用して、プライマリーおよびバックアップSyncEクロックを駆動することができます。
注: を設定する必要があります。IPコアのシステムクロックが派生しているリファレンス・クロックが、トランシーバー・クロックと異なる場合は、Custom Cadenceモードを設定して、クロック間のPPM差を一致させてください。