私たちの選択が数百万人の命を救います
エレクトロニクス業界の多くの企業と同様に、インテルとサプライヤーは製造時に鉱物を使用しています。私たちは 10年以上前に、サプライチェーンが特定の鉱物 (タンタル、スズ、タングステン、金 (3TG) など) を、対象国 (コンゴ民主共和国 (DRC) または隣接国) 内で、鉱山労働者を利用して人道に対する犯罪に資金を提供する武装集団の管理下にある鉱山から調達しないようにするための取り組みを開始しました。
最近では、生産国を問わず、当社の製品に使用されているすべての鉱物について、責任ある調達を追求するための取り組みを拡大しています。
インテルは、世界規模のサプライチェーンにおけるすべての人の人権を守るために、倫理的で持続可能な方法で鉱物を調達する、責任ある調達に取り組んでいます。2018年に、私たちは、対象国の紛争鉱物の範囲を超えて適用されるポリシーとデューデリジェンス・プログラムを対象として含めるために、プログラムを拡大するプロセスを開始しました。また、紛争地域および高リスク地域の鉱物について責任のあるサプライチェーンへの OECD デューデリジェンス・ガイダンス (OECD ガイダンス) に記載されている、その他の人権侵害についても理解しました。
インテルの未来への使命は、3TG およびコバルトについてこれまでに達成してきた進展を維持し、材料や地域の範囲の拡大から生じるリスクに対処することです。当社のビジネスと世界の状況が進化し続ける中、当社は製品ラインと材料の責任ある調達を継続的に推進していきます。
紛争鉱物とは?
タンタル、スズ、タングステン、金は、紛争鉱物と呼ばれています。1 これらの鉱物は、ノートブック PC からスマートフォン、タブレット、自動車、航空機、照明や宝飾品にいたるまで、私たちが日常的に依存しているテクノロジーや製品にとって必要不可欠なものです。これらの鉱物を資金源とする東コンゴの民兵および反政府グループは、1998 年以降、500 万人を超える人々を殺害しました。
インテルは、2009年に初めてサプライチェーンに関する調査を実施して以来、紛争鉱物の問題について、常にダイレクト・サプライヤーに働きかけてきました。当社の年次サプライチェーン調査では、サプライヤーに対し、RMI の Conflict Minerals Reporting Template (CMRT) を使用して、供給する製品に含まれるタンタル、スズ、タングステン、金の精錬業者および精製業者の出身国を特定するよう求めています。
米国証券取引委員会 (SEC) に提出された当社の年次紛争鉱物開示には、当社の 3TG デューデリジェンス慣行に関する追加情報が含まれています。
私たちは、サプライチェーンにおける紛争鉱物の問題に対処する上で、大きな進歩を遂げていることに誇りを持っています。また、DRC やその周辺地域に居住し、働く人々に、私たちの努力がもたらすプラスの影響を誇りに思っています。
労働者の生活を改善
企業が鉱物の調達元を把握し、責任を持って資源を使用すれば、鉱山労働者が適正な賃金を得て家族を養えるようになります。
家族のための機会および安全を確保
インテルは、私たちが日々使用するデバイスに紛争行為の資金源となる鉱物が含まれないよう、責任あるサプライチェーンを構築しています。インテルは、鉱物を責任を持って使用することを公約しています。これは、鉱山労働者とその家族により良い生活と安全をもたらすものです。現在、第三者機関による監査とインテルのサプライチェーンに関わる組織による直接の検証を実施しており、今後はマイクロプロセッサーだけにとどまらず、さらに多くの製品におけるベースを移行していきます。
以下のリンクでは、サプライチェーンから紛争鉱物を排除するインテルの取り組みについて詳しく説明しています。
インテルのポリシー
責任ある鉱物調達におけるインテルのポリシー
SEC 提出資料
米国証券取引委員会
インテルのホワイトペーパー
鉱物の責任あるサプライチェーンを実現するためのインテルの取り組み。
2017年度版 CSR 報告書
取り組みの核心となるのは透明性
お客様向け: 紛争鉱物に関する宣言
紛争鉱物に関するインテルの宣言は、こちらからご請求いただけます。
サプライヤー向け: インテルがサプライチェーンに求めるもの
ポリシーや期待される事項など、インテルとの連携に関する情報を入手できます。
免責事項
米国証券取引委員会 (SEC) により定義された「紛争鉱物」は、コンゴ民主共和国 (DRC) またはその隣接諸国における紛争に資金を供給する鉱物であるかどうかにかかわらず、錫、タンタル、タングステン、金を意味する広義語です。