ハイブリッド・クラウド・コンピューティングで柔軟性を最大化

プライベート・クラウド、パブリッククラウドおよびマルチクラウドの利点を統合的なアプローチで組み合わせます。

ハイブリッド・クラウド戦略を入念に構成すると、コストを最適化しつつ、オンプレミスなプライベート・クラウドがもたらす管理能力と可視性、パブリッククラウドがもたらす柔軟性と拡張性の双方を実現できます。

クラウド導入モデルを選択する際、オンプレミスなリソースとパブリック・クラウド・サービスとを組み合わせることは、ビジネスの大多数にとってメリットのある方法です。これはハイブリッド・クラウド・アプローチとして知られています。

うまく統合されたハイブリッド・クラウド環境の利用者は、必要なサービスをプライベート・クラウドからのものか、パブリッククラウドからのものかを問わず受けることができ、ビジネスへの投資に対する最大のリターンが得られます。

マルチクラウドとハイブリッド・クラウドとの比較

基本的なクラウド導入モデルには、プライベート・クラウドとパブリッククラウドの 2 種類があります。各ワークロードをどこに配置するかは、コスト、データ管理、およびリソースの可用性などのビジネス要件に応じて変化します。

  • プライベート・クラウドが提供するのは、自社のデータセンター・インフラストラクチャー上で稼働し、自社 IT チームが保守するサービスです。
  • パブリッククラウドでは、インターネットを介し、Amazon Web Services*、Google Cloud*、Microsoft Azure* などのクラウド ・サービス・プロバイダーから仮想化されたコンピューティング、ストレージおよびネットワーク・サービスを購入します。

多くの組織は、様々なパブリック・クラウド・サービス・プロバイダーのリソースを組み合わせて使用しています。これは、マルチクラウド型のアプローチとして知られ、自社のプライベート・クラウドのリソースを含むこともあります。

ハイブリッド・クラウドでは、パブリッククラウドとプライベート・クラウド環境間でデータとアプリケーションの共有を許可することで両環境を組み合わせます。これにより、オンプレミスとオフプレミスのインフラストラクチャー間でサービスをシームレスに行き来させることができます。

ハイブリッド・クラウドのメリット

ハイブリッド・クラウドには、ワークロードを最適な場所で実行できる柔軟性があり、プライベート・クラウドとパブリッククラウド双方の長所を提供します。例えば、プライベート・クラウドの高い制御性でデータ管理と信頼性に関する特定の要件を満たしつつ、パブリッククラウドを利用することで保守に手をかけずにワークロードの拡張性と新サービスのサポートを得られます。

相互運用性と移植性を考慮したマルチクラウドによるハイブリッド・クラウド戦略を形成すれば、様々な価格、提供サービス、機能、および地理的場所に関して最大限の柔軟性が得られます。消費されるサービスに左右されない、全組織における一貫性の構築にもつながります。

最近の調査によると、69 % の技術者が複数プロバイダーからのクラウドサービスを使用している、または向こう 12 カ月以内に使用を計画していることが明らかになりました。1

ハイブリッド・クラウドの使用事例

ビジネスニーズとビジネスドライバーに基づいてワークロードを配置することにより、ハイブリッド・クラウドの価値を最大限に高められます。ハイブリッド・クラウドは、セルフサービス・ポータルによりアプリケーション導入を簡素化し、優れたアジャイル性を提供してイノベーションの加速と業務処理の改善につなげます。また、パブリッククラウド上にワークロードを導入する従量課金制のオプションを提供し、オンプレミスなインフラストラクチャーへの資本的支出の削減を支援します。

インテル® テクノロジーによるハイブリッド・クラウド・ソリューション

プライベート・クラウドとパブリッククラウドの融合を成功させるには、ネットワーク、セキュリティー、アプリケーション、ダッシュボード管理の各レイヤーなど、さまざまなレベルでの統合が必要となります。高度な実装では、クラウド間管理とオーケストレーション、ワークロード・バランシング、ストレージ、ネットワーク、その他のインフラストラクチャーを統合することもあります。

インテルは、プライベート・クラウドとパブリッククラウドを自由に組み合わせて利用しても、揺るぎないパフォーマンスを提供できるインテル搭載プラットフォームへの取り組みを重ねています。これらのプラットフォームには、ワークロードの移植性と拡張性を確保するバーチャライゼーション・テクノロジーが搭載されています。インテル® テクノロジーは、プロセッサー、ネットワーク・コンポーネント、メモリーおよびストレージに加え、豊富な実現技術資産、導入の容易なクラウド・ソリューションおよびパートナーが提供するインテル® Select ソリューションなどの業界の提携企業の幅広い選択肢を提供してクラウドを強化します。

さらにインテルは、Amazon Web Services*、Google Cloud* および Microsoft Azure* などの大手クラウド・サービス・プロバイダーと密に協力し、こうした企業のデータセンターで利用されるインテル® テクノロジーのパフォーマンスを最適化しています。

ハイブリッド・クラウドの開発者リソース

ハイブリッド・クラウド環境では、リソースの管理、自動化、およびオーケストレーションのために、個々のインフラストラクチャー・コンポーネントを統合する必要があります。開発者には、バーチャライゼーション、オーケストレーションやコンテナ用のソフトウェアなど、様々なリソースの選択肢が用意されています。

さらに、トップクラスのクラウド・サービス・プロバイダーの中には、マルチクラウド環境やパブリック・クラウド・サービスとの統合をサポートするプライベート・クラウドの導入オプションを顧客に提供している企業もあります。これらには Microsoft Azure Stack*、AWS Outposts*、Cisco Hybrid Cloud Platform for Google Cloud*、および Google Cloud's Anthos* が含まれます。

ハイブリッド・クラウドによる進歩

多くの企業によるハイブリッド・クラウドへの歩みは、時にはアプリケーションごとに、少しずつ実践されていくことでしょう。アプリケーションよっては、まずプライベート・クラウドに導入した後、要望の高まりを受けてパブリッククラウドに移行することもあるでしょう。

ハイブリッド・クラウドを立ち上げるには、ハイパフォーマンスなプラットフォームおよび導入をサポートする堅牢なパートナーのエコシステムが必要になります。ハイブリッド・クラウド向けインテル® Select ソリューションは、シンプルで強力な導入により、オンプレミスのデータセンターにクラウドサービスを提供します。これらの実証済みのソリューションは、ソフトウェアで定義されたコンピューティング、ストレージ、およびネットワーク機能により、プライベート・クラウド戦略向けに調整、最適化されたインフラストラクチャーを提供します。

クラウド導入モデルを比較

クラウド・コンピューティング導入の様々なモデについて、およびお客様の組織にどのオプションが最適化を説明します。

パブリック・クラウド

インテル搭載のパブリック・クラウドは、イノベーションの速度を上げるための追加的な能力を提供します。

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プライベート・クラウド

インテル®テクノロジー搭載のプライベート・クラウドは、きわめて重要なワークロードや安全性のために、コントロール機能と高可用性を提供します。

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ハイブリッド・クラウド

ハイブリッド・クラウドは、プライベートとパブリックのクラウドリソースを統合することにより双方のメリットを提供します。

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マルチクラウド

一貫性、高性能、安全性におけるお客様のビジネスニーズに対応するハイブリッド、マルチクラウドなアプローチのメリットについて説明します。

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その他のリソースおよびソリューション

クラウド・コンピューティングの概要

柔軟性の向上、コストの最適化、効率性の向上を実現する最新のクラウド・コンピューティング戦略をご覧ください。

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ハイブリッド・クラウド戦略

ハイブリッド・クラウドは、プライベートとパブリックのクラウドリソースを統合することにより双方の長所を提供します。

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開発者向けハイブリッド・クラウド

一貫性、高性能、安全性に対するお客様のビジネスニーズに沿ったハイブリッドでマルチクラウドなアプローチのメリットについて説明します。

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インテル® テクノロジーの機能と利点はシステム構成によって異なり、対応するハードウェアやソフトウェア、またはサービスの有効化が必要となる場合があります。実際の性能はシステム構成によって異なります。 絶対的なセキュリティーを提供できる製品またはコンポーネントはありません。詳細については、各システムメーカーまたは販売店にお問い合わせいただくか、.intel.co.jp を参照してください。

記載されているコスト削減シナリオは、指定の状況と構成で、特定のインテル® プロセッサー搭載製品が今後のコストに及ぼす影響と、その製品によって実現される可能性のあるコスト削減の例を示すことを目的としています。状況はさまざまであると考えられます。インテルは、いかなるコストもコスト削減も保証いたしません。

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