インテル® Quartus® Primeプロ・エディションのユーザーガイド: プログラマー

ID 683039
日付 6/10/2019
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ドキュメント目次

1. デバイスのプログラミング・ファイルを生成する

更新対象:
インテル® Quartus® Prime デザインスイート 19.1
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デフォルトでは、Compiler's Assemblerのモジュールは、完全コンパイルの終了時にデバイス・プログラミングに必要なプライマリーファイルを生成します。または、デザイン配置配線後いつでもアセンブラを個別に実行して、SRAMオブジェクトファイル( .sof )などの Intel® FPGAのコンフィグレーション用のプライマリー・デバイス・プログラミング・ファイルを生成できます。
表 1.  アセンブラーが生成したプライマリー・プログラミング・ファイル
プログラミング・ツール 変更内容
SRAM Object Files (.sof) すべてのSRAMベースのインテル FPGAデバイスのコンフィグレーション用のデータを含むバイナリーファイル。
Programmer Object Files (.pof) 不揮発性 インテル® MAX® 10 MAX® V MAX® II 、またはインテル FPGAデバイスをコンフィグレーションできるフラッシュ・メモリー・デバイスのプログラミング用のデータを含むバイナリーファイル。
Partial-Masked SRAM Object Files (.pmsf) パーシャル・リコンフィグレーション(PR)デザインの場合、PR領域の定義とデバイス領域のリコンフィグレーションのためのコンフィグレーション・データが含まれます。
Raw Binary Files (.rbf) パーシャル・リコンフィグレーション(PR)デザインの場合、SRAMベースインテル FPGAデバイスのコンフィグレーションにインテリジェント外部コントローラーが使用するコンフィグレーション・データが含まれます。

Assemblerを実行した後、設定のためにプログラミング・ファイルをデバイスにロードする インテル® Quartus® Prime のプログラマーを使用できます。

プライマリー・デバイス・プログラミング・ファイルを生成した後、オプションで、フラッシュ・プログラミング、パーシャル・リコンフィグレーション、リモート・システム・アップデート、Configuration via Protocol(CvP)、ハード・プロセッサー・システム(HPS)のコア・コンフィグレーションなどの代替デバイス・コンフィグレーション用の1つ以上のセカンダリー・プログラミング・ファイルを生成できます。