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インテル
アプリケーションの開発、デバッグ、チューニングで開発者を支援する最新ツールを発表
〜 Windows Vista と最新のマルチコア・プロセッサーに対応 〜

2007 年 4 月 11 日
インテル株式会社(東京本社:東京都千代田区丸の内 3-1-1、代表取締役共同社長 吉田 和正 / ロビー・スウィヌン)は本日、「インテル® スレッド・チェッカー」、「インテル® スレッド・プロファイラー」、「インテル® VTune™ パフォーマンス・アナライザー」、「インテル® スレッディング・ビルディング・ブロック」の最新バージョンの提供を開始したと発表しました。これらのソフトウェア開発製品によって、開発者は、信頼性と拡張性に優れたアプリケーションを開発することができます。また、これらの製品では、最新のマルチコア・プロセッサーであるインテル® Core™2 Extreme プロセッサー QX6800 とインテル® Core™2 Quad プロセッサー Q6600、そして、最新のオペレーティング・システムである Microsoft Vista*、Novell SUSE Linux Enterprise*、Red Hat Enterprise Linux*、Fedora Core* へのサポートが強化されています。

インテル コーポレーション 開発者向け製品事業部マーケティング・ディレクターのジェイムス・レンダースは、「インテル Core 2 プロセッサーには最新のプロファイル機能が各種搭載されており、当社は今回初めて、これらの機能を VTune アナライザー 9.0 で活用しています。現在では、出荷されている Windows Vista 搭載システムのほぼすべてがマルチコア・システムとなっており、Windows Vista をターゲットとする開発者からこれらの並列処理ツールを求める要望が高まっています。オペレーティング・システムの種類を問わず、開発者は、開発ツールによる十分なサポートを得た状態で並列処理に移行したいと考えており、当社は、できる限りの手段を講じ、積極的に支援していく考えです」と述べています。

マルチタスクを同時に実行することを、並列処理といいます。並列処理とは、実行スレッドの概念に基づきハードウェアとオペレーティング・システム内で実現されますが、こうしたスレッドはデータとタスクの並列処理というソフトウェア上の概念に抽象化されることで、よりプログラムしやすいものになります。インテルでは、並列処理プログラミングを簡素化するとともに、マルチコア・プロセッサー向けのアプリケーションに取り組む開発者に効率的な方法を示すため、さまざまな活動を行っています。インテルのソフトウェア開発製品は、同社のこうした取り組みを実証する最新の事例です。これらの製品によって、スレッド化されたアプリケーションの拡張性と信頼性が確保されるとともに、現在および将来のプロセッサーの技術革新にも最適化されます。

Windows および Linux 向けのインテル スレッド・チェッカー 3.1 は、ソースコード中の並列処理特有の問題を検知します。これによって、開発者はより安全かつ迅速にスレッド化を行うことができます。本製品は、特許取得済みの先進のエラー・プロテクション・エンジンにより、64 ビット・アプリケーションにおいて検出が困難なスレッディング・エラーを見つけ出し、「スレッドの安全性」を確保します。このツールは、機能強化として性能の最適化が図られており、使用されるイメージの規模とランタイムのオーバーヘッドを削減することで、開発者はこれまで以上に短期間で分析できます。

Windows 向けのインテル スレッド・プロファイラー 3.1 では、開発者はアプリケーション・スレッドの動きを可視化し、ボトルネックなどの並列処理の性能上の問題を特定することができます。これにより開発者は、アプリケーションが効果的に活用するコアの数を測定し、アプリケーションが稼働するハードウェア・プラットフォームで最適な並列処理が行われていないコードの割合を特定できます。最新バージョンでは、選択可能なスタックウォークの実行によって、分析と表示の時間を大幅に短縮し、アクティビティー内のカスタム・コンフィグレーション設定を自動的に呼び出すことで、繰り返しの使用を簡素化します。この最新製品は、一貫性を高め、反復的なタスクに要する開発者の作業時間を短縮します。

Windows、Linux、Mac OS X 向けのインテル スレッディング・ビルディング・ブロック 1.1 は、アプリケーションのスレッド化を簡素化する C++ テンプレート・ライブラリーです。これにより、性能を向上させると同時に、ソフトウェア開発者がスレッドをプロセッサー・コアに割り当てる煩雑な単純作業をなくします。開発者は、利用可能なコア数を自動的に認識し、それに応じて性能を拡張するアプリケーションを一度で書くことができます。また、今回の強化バージョンには、粒度を自動的に選択する演算機能が搭載されており、これによってアルゴリズムの並列処理を最適化します。

インテル VTune パフォーマンス・アナライザー 9.0 は、シングルコアとマルチコアのシステムによるソフトウェアの高速化を支援するソリューションです。Vista ユーザーは、インテルによる最新の署名済みドライバーをはじめとするフルサポートを受けることができ、こうしたドライバーは、セキュリティ上の問題で Vista と干渉することなくインストールされます。インテル® Core™2 Duo プロセッサーとインテル® Core™2 Quad プロセッサーは、これまでより大幅に強力な性能分析機能を搭載するほか、より多くのイベントに対応し、イベントの位置に関する相互関係の精度を高め、革新的な新機能であるパイプラインのストール分析をサポートします。このストール分析機能は、キャッシュミスなどの潜在的な問題にユーザーの目を向けさせることで、チューニングによる性能を大幅に高めます。

Linux 向けの VTune 9.0 は、インテル コンパイラーによる分析と、VTune によるホットスポットのランタイム分析を結びつける新製品です。最新バージョンに搭載されている直感的なホットスポット・ナビゲーターによって、開発者は、ホットスポット間でスクロールを行い、情報源を得ることができます。これによって、ユーザーはホットスポットを特定し、インテル コンパイラーに組み込まれているナレッジベースの恩恵を享受することができます。

価格と発売時期について

本日発表されたインテル VTune パフォーマンス・アナライザー 9.0、インテル スレッディング・ビルディング・ブロック 1.1、インテル スレッド・チェッカー 3.1、インテル スレッド・プロファイラー 3.1 は、日本国内ではエクセルソフト株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:渡辺 光敏)を通じて 4 月 17 日より販売されます。製品の販売価格は以下の通りです。

製品名販売価格(税込み)
インテル VTune パフォーマンス・アナライザー 9.0
(Windows 版、Linux 版)
各 109,725 円
インテル スレッディング・ビルディング・ブロック 1.1
(Windows 版、Linux 版、Mac OS 版)
各 45,360 円
インテル スレッド・チェッカー 3.1
(Windows 版)
151,725 円
インテル スレッド・チェッカー 3.1
(Linux 版、現在のコマンドライン用途のみ)
75,915 円
インテル スレッド・プロファイラー 3.1
(Windows 版)
45,570 円

インテルの提供するソフトウェア製品、トレーニング、リソース、技術、サービスは、ソフトウェア開発者が革新的な製品と業界をリードするソフトウェア・ソリューションを開発し、インテル・プラットフォーム上で最高の動作を実現する上で欠かせないものです。インテルは、コンパイラー、ライブラリー、分析ツールを含む包括的なソフトウェア開発製品ラインを提供することで、開発者がシステムやアプリケーションからより高い性能を引き出せるよう支援しています。インテルのソフトウェア開発製品は、あらゆる規模のシステムで、並列処理プログラミングに対する業界最高のサポートを提供します。詳細については、http://www.intel.co.jp/jp/software/products をご参照ください。

シリコンの技術革新で世界をリードするインテルは、人々の仕事と生活をさらに豊かにする先進的な技術と製品を開発、イニシアティブを推進していきます。インテルに関する情報は、http://www.intel.co.jp で入手できます。

* インテル、Intel ロゴは米国およびその他の国における Intel Corporation の商標です。
* その他の社名、製品名は一般に各社の商標または登録商標です。