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インテル プレスリリース
インテル
ハイエンド・サーバ向けプロセッサ製品群を大幅に強化

〜 インテル(R) Itanium(R) 2 プロセッサと
インテル(R) Xeon(TM) プロセッサ MP 搭載のシステムも出荷開始 〜

2003 年 7 月 1 日


インテル株式会社(東京本社:東京都千代田区丸の内 3-1-1、代表取締役共同社長 グレゴリ・ピアーソン / 吉田 和正)は、ハイエンド・エンタープライズ・コンピューティング市場向け製品の強化を目的に、インテル(R) Itanium(R) 2 プロセッサとインテル(R) Xeon(TM) プロセッサ MP の新製品を発表しました。これらの製品は、世界最高水準の性能や、搭載システム製品の広範な品揃えと規模の拡大を可能にします。ソフトウェアや OS(オペレーティング・システム)の幅広い選択肢とアーキテクチャの優位性により、様々なサーバ用途でインテル・プロセッサを利用できるようになります。

インテル コーポレーション 社長 兼 COO(最高執行責任者)のポール・オッテリーニは、「インテルは 2 つのエンタープライズ向けアーキテクチャを通じて、エンタープライズ・コンピューティングのすべてにわたる様々な要望に応えます。インテル Itanium 2 プロセッサとインテル Xeon プロセッサ MP の新製品は、最高水準の性能と価格性能比を提供し、競争力の激しいエンタープライズ・ソリューションでインテルのリーダーシップをさらに高めます」と述べています。

市場調査結果によると、現在出荷されているサーバの 85% 以上は、IA(インテル・アーキテクチャ)が占めているとされています*1。今回の新製品は、企業のコンピューティング用データ・センタなど、マルチ・プロセッサ構成のビジネス・クリティカル・サーバ分野におけるインテルの競争力を向上します。複数の調査会社は、4 個以上のプロセッサを搭載したサーバが、市場全体の売上の 60% 以上を占めていると指摘しています*2。

インテル Xeon プロセッサ MP は、ビジネス支援やアプリケーション・サーバ、データベースなど、エンタープライズ・アプリケーションやミッドレンジのサーバ分野を対象とし、業界最高水準の価格性能比と拡張性を提供します。インテル Itanium プロセッサ・ファミリは、大規模なデータ・センタ・アプリケーションを対象に、業界最高の性能、価格性能比、柔軟性を実現します。このようなアプリケーションには、大規模データベースや ERP(統合業務システム)、ビジネス・インテリジェンス(BI)などがあり、多大な CPU リソースに加え、数多くのユーザ・サポート、膨大なデータ・セットや大容量のメモリのサポートを必要とします。

◇業界最高水準の性能

インテル Xeon プロセッサ MP は、企業ユーザを中心に強力な顧客層の支持を受けています。また、インテル Itanium 2 プロセッサは、これまで科学技術用途のコンピューティング環境として幅広く導入されてきましたが、高性能コンピューティング(HPC)用途や、企業コンピューティング用途としても、利用が始まっています。加えて、インテル Xeon プロセッサ MP とインテル Itanium 2 プロセッサを併用したコンピューティング環境を構築し、相互補完による利点を享受している先進ユーザ企業が増えています。(ご参考資料 参照)

インテル Itanium 2 プロセッサを搭載したサーバやワークステーションは、デルコンピュータ、東芝、日本アイ・ビー・エム、日本電気、日本ヒューレット・パッカード、日本ユニシス、日立製作所、富士通など、業界を代表するシステム・メーカから発表が予定され、システム機種の数は今年、倍増する見込みです。発表が予定されているこれらの機種には、2 個もしくは 4 個のプロセッサを搭載したシステムが 40 機種以上、また 8 個もしくはそれ以上のプロセッサを搭載したハイエンド・サーバ・システムが 10 機種以上あります。これらのシステム・メーカはそのノウハウと技術を駆使し、今年中にインテル Itanium 2 プロセッサを搭載した大規模システムを発表する予定です。これらのシステムには、単一システムにインテル Itanium 2 プロセッサとインテル Xeon プロセッサ MP を合わせて 32 個搭載した日本ユニシスのサーバや、32 個のプロセッサを搭載した NEC の Express サーバをはじめとする製品、64 個のプロセッサを搭載した HP のスーパードーム・サーバ、128 個もしくはそれ以上のプロセッサを搭載した SGI のサーバなどがあります。

また今年中に、サーバ・メーカからインテル Xeon プロセッサ MP を 4 個〜32 個搭載したサーバが 50 機種以上にわたり発表される予定です。これらの新しい高性能プラットフォームは、優れたアプリケーション / コラボレーション性能を発揮するだけでなく、多様なアプリケーションをより少ない台数のサーバで統合できるようにします。

インテルでは引き続き OEM やインテグレータ向けに、インテル Itanium 2 プロセッサやインテル Xeon プロセッサ MP を搭載したサーバ・ビルディング・ブロックを提供していきます。この中には、インテル Itanium 2 プロセッサを 2 個搭載したプラットフォームで 2U のラックに最適化された新製品「インテル(R) サーバ・プラットフォーム SR870BH2」があり、2003 年第 3 四半期に出荷が予定されています。

IA ベースのエンタープライズ・プラットフォームは、確実に増加するインテル Itanium プロセッサ向けソフトウェアを含め、数千のアプリケーションに対応しています。IBM やマイクロソフト、オラクルのデータベース・ソリューションのほか、BEA や SAP、SAS といった主要エンタープライズ・アプリケーションなど、インテル Itanium プロセッサ・ファミリに最適化されたアプリケーションやツールの数は昨年に比べて 4 倍に増加しました。また現在、数多くのエンタープライズ・アプリケーションをサポートしている OS が、インテル Xeon プロセッサ MP やインテル Itanium 2 プロセッサに対応しています。(ご参考資料 参照)

◇業界最高水準の性能

今回発表された新製品インテル Itanium 2 プロセッサ(開発コード名:Madison)により、64 ビットのインテル Itanium 2 プロセッサ・ファミリは、業界最高水準の性能と価格性能比をさらに向上させました。インテル Itanium 2 プロセッサのソリューションは、RISC プラットフォームに対して価格性能比で 48% 優れている*3 だけでなく、インテル Xeon プロセッサ MP プラットフォームに対して*4 は 10% のコスト増で、25〜30% 上回る性能を提供します。また、インテル Itanium 2 プロセッサは、テクニカル・コンピューティングの負荷テストや高い安全性を持ったデータ処理能力、ERP の負荷テスト、プロセッサ本来の処理性能といった項目で業界最高の性能結果を達成しています*5。

32 ビットのインテル Xeon プロセッサ MP 2.80GHz は、既存のインテル Xeon プロセッサ MP を搭載したプラットフォームと互換性を維持しながら、10% 以上の性能を向上する*6 ほか、RISC プロセッサを搭載したプラットフォームに比べトランザクション単価は約半分*7 という優れた価格性能比を備えています。

◇将来のインテル Itanium 2 プロセッサの製品動向

インテル Itanium 2 プロセッサ新製品は、従来のインテル Itanium 2 プロセッサ(開発コード名:McKinley)と比べて 30〜50% 性能を向上しながらも、従来のインテル Itanium 2 プロセッサや将来のインテル Itanium プロセッサ 2 製品(開発コード名:Madison 9M と Montecito)とシステム互換を保っています。今回発表されたインテル Itanium 2 プロセッサは、32 ビット アプリケーションを含め、従来および将来のインテル Itanium 2 プロセッサ・ファミリとソフトウェアの互換性を維持します。インテルではさらに、デュアル・プロセッサ構成の低消費電力システム向けに低電圧版のインテル Itanium 2 プロセッサ(開発コード名:Deerfield)と、インテル Itanium プロセッサ・ファミリで稼働する 32 ビット アプリケーションの性能を向上させるソフトウェア技術、IA-32 エグゼキューション・レイヤーを今年後半に発表する予定です。IA-32 エグゼキューション・レイヤーの提供に先立ち、マイクロソフトでは Windows Server 2003 Service Pack 1 beta プログラムに参加したユーザを対象に、同技術のプレビュー版の提供を予定しています。

◇価格/出荷時期について

今回発表された新製品の価格などは次の通りです。

製品名価格
(1千個受注時)
量産出荷
開始時期
インテル(R) Itanium(R) 2 プロセッサ
1.50 GHz/6M L3 キャッシュ
@496,400 円2003年7月1日
インテル(R) Itanium(R) 2 プロセッサ
1.40 GHz/4M L3キャッシュ
@264,000 円2003年7月1日
インテル(R) Itanium(R) 2 プロセッサ
1.30 GHz/3M L3キャッシュ
@157,200 円2003年7月1日
インテル(R) Xeon (TM) プロセッサ MP
2.80 GHz/2M L3 キャッシュ
@433,700 円2003年7月1日
インテル(R) Xeon (TM) プロセッサ MP
2.50 GHz/1M L3 キャッシュ
@232,600 円2003年7月1日
インテル(R) Xeon (TM) プロセッサ MP
2 GHz/1M L3 キャッシュ
@138,300 円2003年7月1日

なお、今回の新製品に対する各企業様からのコメントは<添付資料>をご覧ください。

世界最大の半導体メーカであるインテル コーポレーションは、パソコン・ネットワーク / コミュニケーション製品の世界的なメーカでもあります。インテルの情報は、http://www.intel.com で入手できます。

以上

*1 出典:IDC の 2003 年度第 1 四半期サーバ動市場動向

*2 出典:IDC の 2003 年度第 1 四半期サーバ動市場動向

*3 出典:www.tpc.org

    インテル Itanium 2 プロセッサ 1.50GHz/6M L3 キャッシュを 4 個、64GB のメモリ容量を搭載した HP のサーバ rx5670 と、64 ビット・バージョン Windows Server 2003 エンタープライズ・エディションと SQL Server 2000 エンタープライズ・エディション(64 ビット)によるシステム構成で、tpmC (1 分当りのトランザクション数)は 121,065、$/tpmC(トランザクション単価)は 4.97 ドル。有効性:2003 年 8 月 1 日。RISC システムは、HP の ES45 プロセッサ 1.25GHz を 4 個、32GB のメモリ容量を搭載した AlphaServer で、tpmC は 56,375、$/tpmC は 9.44 ドル。有効性:2002 年 9 月 27 日。
*4 出典:インテルの予測したプロダクション値。OLTP の負荷テスト(インテル Itanium 2 プロセッサ 6M は 105K、Xeon 2.80GHz は 80K、メモリ容量:32GB)、ERP の負荷テスト(インテル Itanium 2 プロセッサは 660、Xeon 2.80GHz は 530、メモリ容量:16GB)

*5 出典:

  • www.spec.org:インテル Itanium 2 プロセッサ 1.50GHz/6M L3 キャッシュを搭載した HP のサーバ rx2600 と HP-UX によるシステム構成で計測し、SPEC に提出された記録。SPECint_base2000 でインテル Itanium 2 プロセッサは 1322 を記録
  • www.spec.org:インテル Itanium 2 プロセッサ 1.50GHz/6M L3 キャッシュを搭載した HP のサーバ rx2600 と RedHat Linux AS2.1 によるシステム構成で計測し、SPEC に提出された記録。SPECint_base2000 でインテル Itanium 2 プロセッサは 2119 を記録
  • www.tpc.org:インテル Itanium 2 プロセッサ 1.50GHz/6M L3 キャッシュを 4 個、64GB のメモリ容量を搭載した HP のサーバ rx5670 と、64 ビット・バージョン Windows Server 2003 エンタープライズ・エディションと SQL Server 2000 エンタープライズ・エディション(64 ビット)によるシステム構成で、tpmC は 121,065、$/tpmC は 4.97 ドル
  • www.sap.com/benchmark:インテル Itanium 2 プロセッサ 1.50GHz/6M L3 キャッシュを 4 個、24GB のメモリ容量を搭載した HP のサーバ rx5670 と HP-UX 11i、SAP rev 4.6C、Oracle 9i によるシステム構成で測定。インテル Itanium 2 プロセッサは 860SD を記録
  • www.spec.org:インテル Itanium 2 プロセッサ 1.50GHz/6M L3 キャッシュを 2 個、12GB のメモリ容量を搭載した HP のサーバ rx2600 と HP-UX、Zeus 4.2r2 によるシステム構成。インテル Itanium 2 プロセッサは SPECweb99_SSL で 1873 を記録
  • www.spec.org:インテル Itanium 2 プロセッサ 1.50GHz/6M L3 キャッシュを 4 個、4GB のメモリ容量を搭載した HP のサーバ rx5670 と、HP-UX 11i v2.0、JVM Hotspot 1.4.2.00 によるシステム構成で計測し、SPEC に提出された記録。インテル Itanium 2 プロセッサは、SPECjbb2000 で 116,466 を記録
  • インテル Itanium 2 プロセッサ 1.50GHz/6M L3 キャッシュを 2 個、4GB の RAM を搭載したデルの PowerEdge と RedHat Linux AS 2.1 によるサーバを 16 システム・クラスタ接続した構成で測定。インテル Itanium 2 プロセッサは、156GFLOP を記録
  • www.tpc.org:インテル Itanium 2 プロセッサ 1.50GHz/6M L3 キャッシュを 64 個、512GB の RAM を搭載した HP のスーパードーム・サーバと、64 ビット・バージョン Windows Server 2003 エンタープライズ・エディションと SQL Server 2000 エンタープライズ・エディション(64 ビット)によるシステム構成で測定。tpmC は 707,102、$/tpmC は 9.13 ドル。TpmC の有効性:2003 年 10 月 23 日
*6 出典:インテル内部の計測値。プレ・プロダクション・ハードウェアを使用

*7 出典:www.tpc.org

    2003 年 6 月 17 日時点でのデータ。TPC-C の結果は次の通り
    1) HP Alpha 21264C 1250MHz 4M L2 キャッシュを 4 個、32GB のメイン・メモリを搭載した HP の AlphaServer ES45 と、HP Tru64 Unix 5.1B、Sybase Adaptive Server Enterprise 12.5 SP3 によるシステム構成で測定。tpmC は 563,752、$/tpmC は 9.44 ドル。システムの有効性:2002 年 9 月 27 日
    2) インテル Xeon プロセッサ MP 2.0GHz/2M L3 キャッシュを 4 個、32GB のメイン・メモリ、5146GB のディスク容量を搭載したデルの PowerEdge 6600 っサーバと、Microsoft Windows .Net Enterprise Server、Microsoft SQL Server 2000 Enterprise Edition SP3 によるシステム構成で測定。tpmC は 781,161、$/tpmC は 4.851 ドル