インテル株式会社(東京本社:東京都千代田区丸の内 3-1-1、代表取締役社長 ジョン・アントン)は、PC 全体の性能を大幅に向上させる、より高速なシステム・バスを備えたインテル(R) Pentium(R) 4 プロセッサ 3GHz とインテル(R) 875P チップセット・プラットフォームを発表しました。この新しいプラットフォームは、よりバランスの取れたシステム性能を提供し、よりスムーズな作業とデータ待ち時間の短縮を実現します。
インテル(R) 875P チップセットには、2 つの技術的革新が施されており、コンピュータのプロセッサとシステム・メモリ間のデータ転送速度を高め、またコンピュータのネットワーク帯域幅を 2 倍に向上させています。チップセットは、コンピュータの神経系統の役割を担っており、コンピュータの頭脳であるマイクロプロセッサからの信号をシステム全体に伝達します。インテル 875P チップセットは、インテルのハイパー・スレッディング・テクノロジ **(HT テクノロジ)をサポートしており、豊富な機能を備えた高性能ワークステーションおよびデスクトップ・コンピュータ向けの製品です。
インテル コーポレーション 副社長 兼 デスクトップ・プラットフォーム事業本部長のルイス・バーンズは、「インテルの新しいプロセッサとチップセットの組み合わせは、最もリッチなデジタル・メディアやゲーム、ブロードバンド体験を求めている PC ユーザに、妥協のない機能と性能を提供します。ハイエンド・コンピューティングにおいて、データ・アクセスは、性能向上を図る上で最も大きなボトルネックの 1 つでした。性能を重視するユーザは、この新しいコンピューティング・プラットフォームの非常に高速なバスとメモリの技術による恩恵を受け、マルチタスク環境やスレッド化されたアプリケーションを使用する際には、Pentium 4 プロセッサの HT テクノロジの恩恵を受けられます」と述べています。
3GHz で動作する HT テクノロジ インテル Pentium 4 プロセッサは、これまで最も高速なバスであった 533MHz に代わり、800MHz システム・バスを備えています。この新しい 800MHz システム・バスは、533MHz システム・バスと比べて最大 50% 高速に、PC 内部の情報を伝達できます。HT テクノロジにより、ユーザは、複数の複雑なタスクをストレスなく実行することができます。例えば、インスタント・メッセージを行いながら、好きなオンライン・ゲームを楽しんだり、音楽をダウンロードしながら、デジタル写真を処理したりするという、ごく一般的なパソコンの使い方から、3D モデリングやレンダリング、ビデオ編集などのワークステーション的な使い方に至るまで、これらの新しい機能の恩恵を受けることができます。
開発コード名で「Canterwood」と呼ばれていた、インテル 875P チップセットは、HT テクノロジ インテル Pentium 4 プロセッサ用に専用設計されており、デュアル・チャンネル DDR400 メモリをサポートし、マルチメディアや 3D を多用するアプリケーション全般に卓越した性能を提供します。このチップセットには、インテル パフォーマンス・アクセラレーション・テクノロジ(PAT)とコミュニケーション・ストリーミング・アーキテクチャ(CSA)という、2 つの大きなプラットフォーム上の革新が導入されています。PAT は、プロセッサとシステム・メモリ間のデータ転送速度を高めることにより、性能を向上させます。875P チップセットはまた、インテルの新しいコミュニケーション・ストリーミング・アーキテクチャに基づく専用ネットワーク・バスも備えています。CSA は、新しいインテル(R) PRO/1000 CT デスクトップ・コネクション ギガビット・イーサネット・コントローラとの組み合わせにより、PCI バス・ベースのソリューションと比べてネットワーク帯域幅を 2 倍に高めます。
さらに、875P チップセットは、先進のグラフィックス体験向けに高性能 AGP8x グラフィックス・インターフェースを備えています。また、統合型 Hi-Speed USB 2.0* およびシリアル ATA や、デジタル音楽のストリーミングを行いながら PC から電話をかけることを可能にするデュアル DMA オーディオ・エンジンを備えています。新しい 875P チップセットは、高速なディスク I/O 向けに最新のシリアル ATA インターフェースによる内蔵 RAID 機能を提供します。また、高いメモリ・データの信頼性を必要とするユーザ向けに ECC をサポートします。これらのチップセットに関するより詳しい技術情報は、http://developer.intel.com/design/chipsets で入手できます。
コンピュータ・メーカおよびシステム・インテグレータ向けに、インテルはまた、インテル プレシジョン・クーリング・テクノロジおよびインテル ラピッド BIOS ブートを搭載した、ATX フォーム・ファクタのデスクトップ・マザーボード、D875PBZ も発表しました。同マザーボードに関するより詳しい技術情報は、http://developer.intel.com/design/motherbd/index.htm で入手できます。
◇製品/価格について
今回発表された新製品の価格などは次の通りです。
| 製品名 | 価格 (1千個受注時) | 出荷開始 予定時期 |
インテル(R) Pentium(R) 4 プロセッサ 3 GHz (800MHz システム・バス) | @50,710 円 | 近日中 |
インテル(R) 875P チップセット (統合型ソフトウェア RAID 機能あり) | @6,450 円 | 4月15日 |
インテル(R) 875P チップセット (統合型ソフトウェア RAID 機能なし) | @6,080 円 | 4月15日 |
今回発表されたチップセットを搭載したシステムおよびマザーボードは、世界中の様々なコンピュータ・メーカおよびマザーボード・メーカから量産出荷されています。
世界最大の半導体メーカであるインテル コーポレーションは、パソコン・ネットワーク / コミュニケーション製品の世界的なメーカでもあります。インテルに関する情報は、http://www.intel.co.jp/ で入手できます。
以上
* インテル、Pentium は、米国およびその他の国におけるインテル コーポレーションまたはその子会社の商標または登録商標です。
* その他の会社名、商品名は一般に各社の商標または登録商標です。
** ハイパー・スレッディング・テクノロジが動作するには、HT テクノロジをサポートするインテル(R) Pentium(R) 4 プロセッサ、同テクノロジに対応したチップセット、BIOS、ドライバ、およびオペレーティング・システムを搭載したコンピュータ・システムが必要です。性能は、特定のハードウェアおよびソフトウェアにより異なります。