インテル® SSD オプティマイザーとは?

2: インテル® SSD オプティマイザーの使用方法

2-4: 自己診断機能で SSD の状態を把握する

[Check SMART Attributes] の画面では、自己診断機能 S.M.A.R.T. の各項目の値や、異常が発生した場合の対処方法などを表示します。インテル® SSD 製品での各項目の見方については、下表 「インテル® SSD 製品における S.M.A.R.T. 項目の見方」 を参照してください。
インテル® SSD 製品以外の HDD などについても表示されますが、表示される項目はドライブによって異なります。

SSD が使うフラッシュメモリーは HDD と異なり、書き込める回数が限られています。このため、書き込み回数やデータの書き込み量が、SSD の消耗具合の目安となります。S.M.A.R.T. には、「加工しない (RAW)」 値を使う項目と 「正規化した (Normalized)」 値を用いて状態を表す項目の 2 種類があります。

データの書き込み量を表す 「Host Writes」 のように、どんどん増えていくものなどは、加工しない値を用います。Host Writes では、32MB のデータを SSD に書き込むごとに値が 1 ずつ増えていきます。

一方、予約領域の残りを表す 「Available Reserved Space」 などは、正規化した値で状態を表します。S.M.A.R.T. における正規化では、通常、初期値を 100 とします。状態が悪化するにつれて値が減少し、0 に近づいていきます。そして、正常とみなす限界値であるしきい値を下回ると、異常と見なします。
例えば 「Available Reserved Space」 のしきい値は10です。この項目は、100 から始まり、状態が悪化すると値が減少していきますが、10 までは正常の範囲となります。

自己診断機能 S.M.A.R.T. で SSD の状態を把握

インテル® SSD 製品における S.M.A.R.T. 項目の見方

インテル® SSD 製品における S.M.A.R.T. 項目の見方についてまとめました。これまでの累積使用時間 (Power-On Hours Count) やデータの書き込み量 (Host Writes) などを知ることができます。

項目 項目名 値の区分 しきい値 詳細
05 Re-Allocated Sector Count Raw (34nm 版)   工場出荷後に、不具合のために交換された、フラッシュメモリーのブロック数。34nm 版では、1 ブロックごとに加工しない (Raw) 値が 1 ずつ増加する。
Normalized (50nm 版)
09 Power-On Hours Count Raw   電源がオンだった累積時間。
0C Power Cycle Count Raw   電源のオン / オフを繰り返した累積回数。
C0 Unsafe Shutdown Count Raw   安全でないシャットダウンが起きた累積回数。[STANDBY IMMEDIATE] コマンドなしで電源がオフになった場合に増加する。
E1 Host Writes Raw   ホスト (PC) によって書き込まれたデータ量 (セクター数) を表す。加工しない (Raw) 値が 65536 セクター (32 MB) ごとに 1 ずつ増えていく。なお、画面上では 「MB」、「GB」 に換算して表示する。
E8 Available Reserved Space Normalized 10 予約領域の残っている数を表す。正規化した (Normalized) 値は、100 パーセントを表す 100 から始まる。正常の範囲は 10 パーセントまで。
E9 Media Wearout Indicator Normalized   記録メディアであるフラッシュメモリーの使い込んだ程度を表す。平均消去回数が増えるにつれ、正規化した (Normalized) 値が 100 から 1 へ減少していく。
B8 End to End Error Detection Count Normalized 99 ドライブ内のデータ経路において、LBA タグチェックの際に起きたエラーの回数を表す。LBA タグチェックは、データの整合性を確認するために行われる。

2-5: インテル® SSD ツールボックスの活用

これまで説明してきたように、34nm 版のインテル® X25-M Mainstream SATA Solid-State Driveインテル® X18-M Mainstream SATA Solid-State Drive は、インテル® SSD オプティマイザーによって、常に優れた性能を維持できるようになりました。この新機能は、SSD をサポートした Windows* 7 だけでなく、その他の OS でも利用可能です。

インテル® SSD ツールボックスにより、SSD の優れた性能と先進性を体感できます。

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