インテル® SSD オプティマイザーとは?

1: SSD の仕組み

1-3: Windows* でファイルを削除してもデータは記録されたまま

そこで問題になってくるのが、Windows* がファイルを削除する方法です。

Windows* ではファイルの中味のデータと、ファイルを管理するための情報を分けて記録します。(下図の左上)
ファイルの管理情報は、FAT 形式のドライブの場合は 「FAT」 に、NTFS 形式のドライブの場合は 「MFT」 に記録され、ファイル名、作成日時や、中味のデータがどこに記録されたかといった情報を保持します。

Windows* はファイルを削除するとき、ファイルの管理情報だけを操作し削除したことにしており (下図の右上)、ファイルの中身のデータは消去しません。

HDD では、削除されたファイルの中身のデータが残っていても、新しいデータをそのまま上書きできるため、問題ありませんでした。
一方、単純な上書きができない SSD は、削除されたファイルの中身のデータが不要な残骸であるかどうかを識別することができないため、必要なデータと共に残骸のデータも 「リード・モディファイ・ライト」 の工程を経て書き戻します。
結局、削除ファイルの残骸は、いつまでも消去されず残ってしまいます。

こうして、ファイルの生成・削除を繰り返していくと、Windows* 上では空き領域が多くあるのに、SSD にとっては空き領域がほとんどない状態が生じ (下図の右下)、使い込むにつれて性能が低下することになってしまいます。

Windows* のファイル削除の仕組み

1-4: SSD の問題をインテル® SSD オプティマイザーが解決

このような SSD 特有の問題を解決するために、PC とドライブとの連携方法を決める 「ATA8-ACS2」 規格では、「Data Set Management Command」 という命令が導入されました。
これは一般に 「Trim コマンド」 と呼ばれているものです。

インテル® SSD オプティマイザーは、この Trim コマンドを使い、削除したファイルが不要であることを SSD に通知し、Windows* 上の空き領域と SSD にとっての空き領域を同じ状態に保ちます。(上図の左下)

これにより、SSD にとっての空き領域が増え、これまで使い込むにつれ性能が低下していた SSD が、高い性能を維持できるようになります。(下図参照)

SSD の問題をインテル® SSD オプティマイザーが解決

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