以下に、Quartus® II ソフトウェア、IP コア、ModelSim-Altera Edition ソフトウェアによるライセンスの使用方法について説明します。
インテル® Quartus® II ソフトウェア:
すべてのインテル® Quartus® II ソフトウェア・プロセスは、Quartus® II GUI、分析および合成、ストゥリンジド・タイミング・アナライザー、Time Columbus タイミング・アナライザーなど、有効なライセンスが存在するかどうかをチェックします。これらのプロセスは、有効なライセンスが利用可能な場合にのみ開始されます。これらのプロセスはライセンスを保持したり取り下したりせず、利用できることのみを検証します。
ただし、フィッターは起動時にライセンスをチェックアウトし、Fitter プロセスの期間中はライセンスを保持します。
IP コア:
IP コアのライセンスは、合成用に Quartus® II ソフトウェアで IP コアの最初の暗号化ファイルを開くとチェックアウトされます。このライセンスは、合成期間中保持されます。
本プログラムでは、すべての IP コアのライセンスをチェックしてプログラミング・ファイルを作成し、その間保持します。
ModelSim*-Altera Edition ソフトウェア:
開発中に ModelSim*-Altera Edition ソフトウェアでデザインユニットを読み込んだ場合、ModelSim-Altera Edition ライセンスはチェックアウトされ、シミュレーションが終了 (-sim を終了) するまで、またはシミュレーターが終了するまでチェックアウトされたままになります。
ModelSim*-Altera Edition ライセンスは、シミュレーターに波形を読み込んだ後でも Wave Log Format File(.wlf)を表示するためにチェックアウトされ、波形ウィンドウが閉じるまでチェックアウトされたままになります。