インテル® Graphics Driverのバージョン番号の理解

ドキュメント

製品の識別

000005654

2023/04/27

100 以降のドライバー

ダウンロード センターで使用されるインテル® Graphics Driverのバージョン スキーマが変更され、スケーリングとドライバーのビルドプロセスのサポートが強化され、同時に Windows* で使用される新しいドライバーの命名規則にマッチします。このスキーマは次のとおりです。

Intel Graphics Driver version schema

最新ドライバーがインストールされているかどうかを確認するには、常にお使いのコンピューターにインストールされているドライバーのビルド番号全体 (7 ケタ) を、ダウンロード可能な最新ドライバーのビルド番号全体 (7 ケタ) と比較してください。
7 ケタのビルド番号は、最後の 2 つのセクションの数字を組み合わせて作成されます。例えば、30.0.101.2031 のビルド番号は1012031。27.20.100.9466 のビルド番号は1009466。これらの 2 つの数値を比較すると、101.2031 は 100.9466 よりも最近のドライバーであることを示しています。

メモ

ドライバー番号の 2 番目のフィールドに 0 ではなく 20 という番号が表示されている場合、サポートされている最大 DirectX* バージョンは 12.1 です。これはまた、ドライバーが WDDM 2.7 およびそれ以前の Microsoft の命名規則を使用して、下の識別子の表に記載されているを示します。

このフィールドは、Windows® * 10 2021 年 5 月更新 (21H2) 以降で Microsoft によって導入されたドライバーの命名規則で 0 に設定されています。これは将来的に他の目的で使用できるようにするためです。

次の表に、現在のドライバー スキーマを作成する最初の識別子の詳細を示します。

識別子 オペレーティング・システム (WDDM バージョン)
31 Windows* 11 - WDDM 3.1
30 Windows* 11 - WDDM 3.0
27 Windows®* 10 2020年5月更新プログラム - WDDM 2.7
26 Windows®* 10 2019 年 5 月更新プログラム - WDDM 2.6
25 Windows®* 10 October 2018 Update - WDDM 2.5
24 Windows® 10 April 2018 Update - WDDM 2.4
23 Windows® 10 Fall Creators Update - WDDM 2.3
22 Windows® 10 Creators Update - WDDM 2.2
21 Windows®* 10 Anniversary Update - WDDM 2.1
20 Windows® 10 - WDDM 2.0
10 Windows 8.1* - WDDM 1.3
9 Windows* 8 - WDDM 1.2
8 Windows* 7 - WDDM 1.1

ノート
  • 上記の識別子は、ドライバーが認定されている WDDM の最大バージョンを示していますが、実際に使用されている WDDM のバージョンはインストールされている特定の OS に基づいて制限されています。たとえば、Windows* 10 は WDDM 2.7 に制限されており、Windows* 11 は WDDM 3.0 以降に制限されています。
  • 最新のプラットフォームとオペレーティング・システムの互換性の詳細については、必ずドライバーの ReadMe テキストファイルまたはリリースノートを確認してください。
  • 第 10 世代以前のインテル プロセッサー・グラフィックスは、以前のサポートモデルに移行しています。詳細については、 第 10 世代以前のインテル プロセッサー・グラフィックス用グラフィックス・ドライバー・サポート・アップデート を参照してください
  • Linux* のバージョン・スキーマは 6000.0001 に続きます。

15.45 以前のドライバー

また、ダウンロード・センターでは、以前の表で説明した通り、オペレーティング・システム独自のドライバー規則と 1 対 1 では一致しないドライバーのバージョンを定義するために、名前付けスキーマを使用する古いグラフィックス・ドライバーもホストしています。これらの古いドライバーはレガシードライバーとも呼ばれます。スキーマは次のとおりです。

15.65 and Older Drivers


ドライバー・ベースライン: 異なる汎用ドライバー・パッケージを区別し、多くの場合、サポートされているプラットフォームとオペレーティング・システムに基づいて割り当てられます。

リリース・リビジョン: ドライバーの開発サイクル中に内部で使用されます。

ビルド番号: 最後の 4 桁は実際のドライバー番号を示します

以下の表は、これらのドライバーのプラットフォームとオペレーティング・システムの互換性に関する詳細を示しています。

ドライバー・ベースライン プラットフォームの互換性 オペレーティング システム

32 ビットサポート

オペレーティング システム

64 ビットサポート

15.45 第 6 世代プロセッサー Windows* 7 Windows 8.1*
Windows* 7
15.40 第 5 世代プロセッサー

Windows 8.1*

Windows* 7

Windows®* 10
Windows 8.1*
Windows* 7
第 4 世代プロセッサー Windows®* 10 Windows®* 10

Braswell プラットフォーム

Windows®* 10
Windows 8.1*
Windows* 7
Windows®* 10
Windows 8.1*
Windows* 7
Cherry Trail プラットフォーム
15.36 第 4 世代プロセッサー Windows 8.1*
Windows* 7
Windows 8.1*
Windows* 7
15.33 第 3 世代プロセッサー Windows®* 10
Windows 8.1*
Windows* 7
Windows®* 10
Windows 8.1*
Windows* 7
Bay Trail プラットフォーム

以下の表は、Windows* に表示されているグラフィックス・ドライバーのバージョンを 、ダウンロード・センター で示されているインテルのドライバー・リリースにマップする方法の例を示しています。Windows* が報告するドライバー・バージョン の 3 番目のフィールド は、インテルのリリース・バージョンの ベースライン に最も近いマップです。翻訳には以下を使用できます。

リリース・バージョン (インテル) ドライバーのバージョン (Windows*) マッピング
15.33.53.5161 10.18.10.5161 15.33 -> 10
15.36.41.5180 10.18.14.5180 15.36 -> 14
15.40.48.5171 20.19.15.5171 15.40 -> 15
15.45.34.5174 21.20.16.5174 15.45 -> 16
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