Nutanix とインテルによる VDI ソリューション
パフォーマンスとユーザー体験を維持しつつコストを削減する、Nutanix とインテル® Optane™ パーシステント・メモリーの VDI のための取り組みを詳しく知るため、このソリューション概要をお読みください。
今日の労働力は分散しており、顧客に価値をもたらすためには生産性を保つアプリ、居住地を問わない安全なデータアクセス、そして柔軟性が必要です。仮想デスクトップ・インフラストラクチャー (VDI) は、これらのメリットを提供できます。多くの企業は、一元管理やセキュリティー向上など、VDI (「エンドユーザー・コンピューティング」すなわち EUC と呼ばれることもあります) の利点を認識しています。企業が最適なソリューションとして VDI を模索する最も大きな理由は、コスト削減と導入の簡素化です。他方、リモート作業は発達してきました。今日のユーザーはアプリやデータにより多くアクセスするようになっています。そのため、優れたパフォーマンスを発揮するソリューションを選択することが重要です。
Nutanix のハイパーコンバージド・インフラストラクチャー (HCI) プラットフォームは、VDI のようなワークロードのために設計されました。すべてが統合されているため、Nutanix ベースの VDI 用 HCI プラットフォームの導入は、従来型のコンピューティング、ストレージ、ネットワークといったインフラストラクチャーを導入するよりも簡単かつ迅速です。Nutanix によると、多くの顧客はわずか 1 時間ほどで開梱から仮想デスクトップの実行まで進みます。Nutanix が提供するよりシンプルで統合された環境により、運営費はおよそ 60% 削減されます。
インテルは Nutanix と協力して Nutanix HCI プラットフォームを構成し、最低限のコストで VDI の導入を最適にサポートできるとともに、OEM から選択したリッチで素晴らしいユーザー体験を提供できるようにしています。VDI のユースケースは、インテル® Optane™ PMem に自然にフィットしています。なぜなら、VDI のワークロードと今日のアプリケーションは、メモリーに制約があることが多く、より多くのメモリー (ノードあたり最大 1TB またはそれ以上) を必要としながら、あらゆる DRAM システムの GB あたりコストは高すぎる場合があるからです。組織はインテル® Optane™ PMem を使用することで、コスト上の懸念からメモリーの制約に悩まされるのではなく、メモリーが豊富でバランスの取れたシステムを作成できます。システムメモリーにインテル® Optane™ PMem を使用すると、メモリーのコストを最大 30% 削減できます。
(インテルの経験と典型的な Nutanix の導入によるデータに基づく) 最も代表的な VDI の構成において、インテル® Optane™ PMem 構成は、同一数の VDI セッション (ノードあたり 150) を、レイテンシーにおいて最低限の差 (およそ 10 ミリ秒) でサポートします。
リモートワーカーの需要と、コスト削減の必要に応えるため、VDI の導入は拡大し続けています。インテル® Optane™ PMem を使用することにより、VDI のユーザー体験に対する影響を最低限に抑えつつ、メモリーのコストを 30% 削減できるというのは魅力的です。インテルと Nutanix との長年にわたるコラボレーションは、Nutanix をサポートする VDI ソリューションを生み出しました。これは企業がデジタル・トランスフォーメーションを継続し、ビジネスの将来を見据えるために役立つものです。