インテル® プロセッサー・ファミリーのオーバークロック
アンロック対応インテル® Core™ プロセッサー・ファミリーでオーバークロックすれば、さらなるゲーム性能とパフォーマンスを引き出せます。1
オーバークロック1 とは?
アンロック対応インテル® Core™ プロセッサー・ファミリー、RAM、マザーボードのオーバークロックとは、PC を独自に調整することです。例えば電源、電圧、コア、メモリーの設定などの主要なシステム値を調整することにより、さらに上のパフォーマンスを追求できます。これにより、コンポーネント、つまりゲームプレイをスピードアップできます。イメージ・レンダリングやトランスコーティングなど、プロセッサーへの負荷が高いタスクを処理する際にも役立ちます。
その他のオーバークロック・ガイドおよびツール
インテル® エクストリーム・チューニング・ユーティリティーでオーバークロックする方法
インテル® エクストリーム・チューニング・ユーティリティー (インテル® XTU) を使用して、Windows 内からオーバークロックの微調整とテストができます。
RAM をオーバークロックする方法
多くの場合、オーバークロックは CPU または GPU のコンテキストにあると考えられていますが、RAM をオーバークロックして PC のメモリー速度とパフォーマンスを向上させることもできます。
インテル® スピード・オプティマイザー
インテル® エクストリーム・チューニング・ユーティリティーで有効化されたこの新機能は、オーバークロックを簡素化するように設計されています。インテル® ISO は、P-core と E-core の周波数、電圧、その他のパラメーターを自動的に変更します。
インテル® エクストリーム・メモリー・プロファイルの互換性を確認する
インテル® エクストリーム・メモリー・プロファイル (インテル® XMP) は、インテル® テクノロジーをベースにした一部の DDR5/DDR4 メモリーをはじめとする RAM のオーバークロックをサポートし、定格を超える性能を引き出します。
デスクトップ PC 向けアンロック対応プロセッサーの比較
プロセッサー・ナンバー |
プロセッサーのコア数 (P+E)2 |
プロセッサーのスレッド数3 | インテル® スマート・キャッシュ (L3) |
プロセッサーのベースパワー |
最大ターボパワー |
P-core のターボ・ブースト利用時の最大周波数4 | 最大メモリースピード (MT/ 秒) |
プロセッサー・グラフィックス |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
24 (8 + 16) |
32 |
36MB |
125W |
253W |
最大 5.60GHz |
DDR5 5600 DDR4 3200 |
インテル® UHD グラフィックス 770 |
|
24 (8 + 16) |
32 |
36MB |
125W |
253W |
最大 5.60GHz |
DDR5 5600 DDR4 3200 |
N/A |
|
20 (8 + 12) |
28 |
33MB |
125W |
253W |
最大 5.50GHz |
DDR5 5600 DDR4 3200 |
インテル® UHD グラフィックス 770 |
|
20 (8 + 12) |
28 |
33MB |
125W |
253W |
最大 5.50GHz |
DDR5 5600 DDR4 3200 |
N/A |
|
14 (6 + 8) |
20 |
24MB |
125W |
181W |
最大 5.30GHz |
DDR5 5600 DDR4 3200 |
インテル® UHD グラフィックス 770 |
|
14 (6 + 8) |
20 |
24MB |
125W |
181W |
最大 5.30GHz |
DDR5 5600 DDR4 3200 |
N/A |
ノートブック PC 向けアンロック対応プロセッサーの比較
プロセッサー・ナンバー | プロセッサーのコア数 (P+E)2 | プロセッサーのスレッド数3 | インテル® スマート・キャッシュ (L3) | プロセッサーのベースパワー | 最大ターボパワー | P-core のターボ・ブースト利用時の最大周波数4 |
---|---|---|---|---|---|---|
インテル® Core™ i9-13980HX プロセッサー | 24 (8 + 16) | 32 | 36MB | 55 W | 157W | 最大 5.60GHz |
インテル® Core™ i9-13900HX プロセッサー | 24 (8 + 16) | 32 | 36MB | 55 W | 157W | 最大 5.40GHz |
インテル® Core™ i9-13900HK プロセッサー | 14 (6 + 8) | 20 | 24MB | 45W | 115W | 最大 5.40GHz |
インテル® Core™ i7-13700HX プロセッサー | 16 (8 + 8) | 24 | 30MB | 55 W | 157W | 最大 5GHz |
インテル® Core™ i5-13600HX プロセッサー | 14 (6 + 8) | 14 | 24MB | 55 W | 157W | 最大 4.80GHz |
インテル® Core™ i5-13500HX プロセッサー | 14 (6 + 8) | 14 | 24MB | 55 W | 157W | 最大 4.70GHz |
免責事項
絶対的なセキュリティーを提供できる製品やコンポーネントはありません。
クロック周波数または電圧を改変すると、プロセッサーやほかのシステム・コンポーネントの故障または耐用年数の減少を引き起こしたり、システムの安定性やパフォーマンスが低下したりするおそれがあります。仕様の枠を超えてプロセッサーを動作させた場合、製品保証の対象外となることがあります。 詳細については、システムおよびコンポーネントのメーカーにお問い合わせください。
プロセッサー・コア (P+E) 高性能ハイブリッド・アーキテクチャーは、Performance-cores (P-cores) と Efficiency-cores (E-cores) という 2 つの新しいコア・マイクロアーキテクチャーを単一のプロセッサー・ダイ上で組み合わせたものです。一部の第 12 世代インテル® Core™ プロセッサー・ファミリー (特定の第 12 世代インテル® Core™ i5 プロセッサーおよびそれ以下) には高性能ハイブリッド・アーキテクチャーは採用されておらず、Performance-cores (P-cores) のみが搭載されています。
ハードウェアに内蔵されているインテル® スレッド・ディレクターは、第 12 世代インテル® Core™ プロセッサー・ファミリーのパフォーマンス・ハイブリッド・アーキテクチャー構成でのみ提供されています。OS の有効化が必要です。利用可能な特徴や機能は OS によって異なります。